2人が不登校になってから、頼れるところは、小児(児童精神)科・スクールカウンセラー・アメブロの不登校ブログ、この三か所でした。
小児科では二ヵ月に一度くらい、カウンセリングと子供の様子を伝えに通いました。
娘たちも誘いましたが、外に出れないし、「家の中で過ごせれたら安心だし、相談したいこともない」と断られ、しばらく私だけが通いました。
スクールカウンセリングは二週間に一度、男性の30代くらいの優しそうなカウンセラーの方が話を聞いてくれました。
時間は30分。この2週間の間に起こった出来事、娘たちの発言、私が不安に思っていることを、ノートにまとめ、伝えました。通い始めて2回目くらいまでは、カウンセラーは話を聞くだけのような感じで、私としてはなんだか物足りない気分で帰るような感じでした。
3回目のカウンセリングの時に、スクールカウンセラーの方にいろいろな疑問をぶつけました。
子供が学校に行けないのは理解できているが、それがどうして「怖くて外に出られない」のか、「ご飯が食べられない」のか、「お腹がすかない」のか、「宅急便のピンポンが怖い」のか、母親以外のすべてのものに恐怖を感じるのかがわからないこと。いろいろなことを調べて、どうやら脳の偏桃体という部分が過敏になっていて、今までの娘たちから変貌してしまった、と理解しているが、これであっているのか。私は話を聞いて欲しくて、カウンセリングに来ているわけではない。娘たちの行動・発信に対しての母親としての私の感情や行動が、不登校対応として合っているのかどうなのか、娘たちの脳の中で何が起こっているのか、それを教えてほしくてカウンセリングに来ていること。
カウンセラーに伝えたところ、「なるほどー」と。
そこからは毎回カウンセリングは、まずは私が娘二人の発言や行動とそれに対する私の行動・疑問を言い、それに対してカウンセラーは、娘二人の中で、こういう変化があったからこうなったのだと思います。お母さんはこうしてあげたほうがいいですよなどと、答えてくれるようになりました。
このカウンセラーさんは1年間ほどお世話になりましたが、的確に答えてくださいましたし、私も勉強になることが多く、話していて楽になるカウンセラーでした。
今でも話を聞いてもらいたいですが、どこに異動になったかわからないので、残念です。