田舎県なので、児童精神科など少なく、

3件ほど電話しましたが、予約は取れません。

 

主に小児科ですが、小児精神科もやっている近くの病院に行きました。

 

相談としては、他院で胃腸炎と言われたが、一向に治らないし、食欲も改善しない。

学校には行きたいというが、行こうとするとヘルペスが出たりぐったりしたりする旨を伝えました。

 

男性の中年の医師でした。

「ふ~ん、学校に行きたくないんじゃないの?」「いや行きたいと言ってます」

「ご飯食べれないんだったら、いったん食欲増進の薬と漢方とか出しておくから、一週間後また来て」と言われました。

 

一週間、服薬しましたが、何も変わらず。どんどん細くなっていく長女。

次の受診日、あまり食欲が改善しない旨を伝えると、とりあえず内臓をエコーで見てくれたり・起立性障害の検査をしてくれました。

どこも異状なし。

「う~ん、拒食症かね~」←この言葉で私の心はポッキリ折れました。

 

今、考えると、長女のこの症状は、不登校の初期症状以外に考えられないのですが、当時はそんな知識もなく、学校大好き長女が不登校なわけがないとの思い込みもあり、私は長女が何らかの精神疾患を発症したのではないかと恐れていました。

 

そんな心境の中で行った小児科の先生に軽く「拒食症かな~」と言われた為、私は椅子から崩れ落ちそうになりました。

長女が傍にいて「拒食症ってなに?」と聞いて来たので「なんでもないよ。拒食症とかじゃないよ」というのが精いっぱい。

軽々しくこんなことを口にする病院にはもう通えない。口の悪い良い先生かもしれないが、今の私は受け止められないと思い、また他の病院を探すことにしました。