今朝も早くからお仕事でお散歩をしているときの事です。


小さな踏切を渡っていると、少し先を、腰を落としてよろよろ歩く犬がいました。

そしてよ~く見てみると、前足が途中からありません。

相当な高齢犬だなぁ。でも頑張って歩いているなぁって思いながら距離は近づいていきました。


「何歳なんですか~!?」って声をかける私。


どんな時でも見知らぬ人でも犬を連れている人にはついつい声をかけてしまう私です(^_^;)


おじさん「15歳だよ」


(え~、我が家の愛犬みんとと比べるとずいぶん老化が進んでいるのね叫び


私「足も不自由なのですね。」


おじさん「あ~、自業自得なんだよ。」


私「!?!?


おじさん「そこの踏切で5年前にはねられたんだよ。」だって。


え~!!はねられた!?


しかも、「自業自得」ですって!?


そのおじさんのお家は踏切を渡ってすぐの所にありました。


でもさぁ、はねられないようにしておくのが飼い主さんの責任ではないかと。
それを「自業自得」って言いきっちゃうのはどうなのだろう。


しかもその後、脳梗塞を起こして体がもっと不自由になったそうです。


でも、まさか批判する訳にも行かずただただ、「そうですかぁ。頑張っているんですねぇ。大事にしてあげてくださいね。」って言うのが精いっぱいでした。



まっ、確かに飼い主さんの責任も無いわけではないけれど、そんな状況になっている子でも飼い続けてくれているのですから、一方的に責めてはいけないのかもしれませんね。


で、飼い主さんにお願いです。


どうかどうか、愛犬をノーリードや放し飼いやロングリードで連れて歩かないでください。


自分の犬は大丈夫って言いながらお散歩している人を良く見かけますが、どこから車が飛び込んでくるかわからないし、どこから他の犬が襲ってくるかわかりませんよ。


そんな時、とっさに愛犬を守ってあげられますか!?


事故に遭うのも怪我を防ぐのも飼い主さんの心構え一つなのですよ。