私の人生は
想定外の死別が
多い
なかなかの
辛い人生を
歩んできたと
自分でも思う
おじいちゃん
おばあちゃん
が
年齢の流れで
亡くなる事さえ
辛いのに
本当に
想定外の死別が
多かった
しかし
自殺での死別は無い
私は
自ら命を断つ事は
絶対無いけれど
死ぬ事は全く怖くない
会いたい人達が
あっちの世界に沢山いるから
今日
息子さんを早くに失った
親戚のおばちゃんと
長く2人で話す時間があった
はるくんを看取った事も
おばちゃんは知っていて
おばちゃん
「きゃんちゃん辛かったねー
よー頑張ったねー」
と
私にその言葉をくれた
頑張ったのは
はるくんなのに
そして
おばちゃん
「偉かったね」
涙腺崩壊
色んな人から
慰めて貰って
ありがたいのは
本当にありがたい
言ってもらっている言葉も
理解も出来たし
とても嬉しかった
でも
このおばちゃんの言葉が
心底
心臓を突き破る勢いで
私の中に入ってきた
きゃん
「うちなんかより
おばちゃんの方がもっと辛い」
おばちゃん
「それは無いよ
はるくんはきゃんちゃんの息子じゃん」
もう
ほんまに
涙が止まらん
おばちゃん
「きゃんちゃんがはるくんに
してあげた事は
はるくんに少しでも生きてほしい
少しでも一緒におりたいって
その愛情も何もかも
はるくんはわかっとるよ」
私
「少しづつ泣かなん時が
増える事が辛い
はるくんがおらん事に慣れるのが怖い」
おばちゃん
「はるくんはきゃんちゃんに
いつまでも悲しんでほしいとは
絶対思ってないけんね
きゃんちゃんが泣きよるの
見たらはるくんが辛いよ？」
私よりもっともっと
辛い経験をしているおばちゃんから
言われると
物凄い響いた
受け側のタイミング
と
受け側の精神状態
と
出し側の経験値
昔から思っていた
色んな人に相談して
答えを貰っても
全く同じ事を言われても
タイミングや精神状態で
ガラッと変われる瞬間がある
今まで私に
暖かい言葉をくれた皆様には
大変失礼だとは
思っております
今日の私の
受け側のタイミング
受け側の精神状態
出し側の経験値
かなりのビンゴで
気持ちに変化が出ました
おばちゃん
「泣きたい時は泣けばいいし
無理矢理頑張らんでええけん
少しづつ笑顔の時間が増えると
はるくんも嬉しいけん
大丈夫よ」
私
「おばちゃんまだ辛い？」
おばちゃん
「ずっと辛いよ笑
でも泣きよるばっかりは
もっと辛いけん
死ぬまではいっぱい笑って
楽しく過ごして
あっちに行くまで頑張るよ」
クソ強い
昨日といい
今日といい
私の中が
少しづつだけど
とても変わったと思う。