はるくんが
癌とわかるずっと前から
「気持ち悪くて吐く時は
かーさんを呼ぶんよ?」
と
言っていました
あの日の水曜日
私の目の前で
激しく吐いた時も
私のいるリビングまで来て
にゃうにゃう
言ってきました
母
「はるくん何か喋りよるね」
私
「気持ち悪くて吐くよって言いよる!!」
母
「ええええ!?」
と
吐きました
病院どうしよう
でも元気なのは元気なのに
そして次の日の木曜日
いつもの病院が休診日の日
朝また少し吐いた
これはヤバイ
と
悪寒が走り
今まででは絶対ありえない
行った事もない病院に
電話して
「そちらにお世話になった事がないんですが
連れていってもよろしいでしょうか?」
と聞いたら
「大丈夫ですよ!すぐ来て下さい!」
と言って頂きました
いつもの私ならありえない
どんな病院か
どんな先生か
わからない病院には
私は絶対に行かないのに
あの日の水曜日に
激しく吐いたから
この病院とのご縁を頂き
とても感謝しています
おとといの夕方
2階で寝ていると思っていた
はるくんが
階段から私を呼びました
姿は私には見えなかったので
声だけ聞こえて
「かーさん、吐くよ」
て
聞こえたんです
仮眠していた私は
飛び起きてティッシュを持ち
階段まで急いで行ったら
リビングのドアの前で
吐きました
階段を見ると
最後の2段あたりにも吐いてて
吐く時は
かーさんを呼びんさいって言ったけど
2階からここまで
我慢してきたのかと思うと
胸が苦しくて
「かーさんを呼ばんでも
気持ち悪かったらスグ吐いていいけん!」
と
変更しました
泣きながらこのブログを書いていたら
腕に乗ってきてくれました
昔から私が泣くと
必ず
静かに近くに来てくれる
優しい子
絶対に