昨日の日曜日、

隣の中学校の吹奏楽部が行った演奏会に娘と行ってきました。


実は訳ありの演奏会だったんです。




その学校の吹奏楽部はすごく熱心で、

コンクールでも全国大会に行くほど。


昨年度までいた顧問の先生がすごい先生だったようです。


夏は合宿までやってたんですよ。


でも、公立だから先生の異動があるわけで、

今年度は新しい30代前半の先生に代わったんです。


それでも基本的に上手なので、この1年も一生懸命やってたんですが・・・


毎年3月下旬に市の会館で行っている定期演奏会が迫った3月上旬、

顧問の先生が突然亡くなられたんです!


急性心不全だったそうです。



そのため、定期演奏会は中止。


でも、頑張ってきた子供たちのため、

この演奏会で引退となる3年生のために、


ということで、

周りの協力で中学校の体育館を使っての

『ドリームコンサート』が行われることになったんです。



知り合いがいることもあって、

事情をしっている私は最初から涙が出てしまって・・・しょぼん



演奏はプロ級ですよ。


みんなが音楽を楽しみ、

人を楽しませることを理解していて、

とても中学生のステージだとは思えないんです。


しっかり3部構成で、

1部はクラシック、2部は合唱やアンサンブル、3部がポップス系。


2部の合唱もすごく上手でした音譜

そしてアンサンブルの中でも打楽器のアンサンブルは特にすごかった!!


本当に中学生のレベルじゃないですよビックリマーク



私も高校の時に吹奏楽をやっていて、

3年の時に第1回定期演奏会のコンサートマスターとして

演奏会をやった経験がありますが、

この中学校の演奏会を見ているとすごく羨ましくなってしまいます。


中学生でこれだけの体験が出来て、

演奏が出来る環境にあるんですから・・・


うちの娘も中学進学の時にこの部活に入りたくて

越境入学を考えたこともあったくらいです。


また、

バックには卒業生が集まって作っているオーケストラがあるんです。

このオーケストラも全国大会に出てるんです。


楽器も豊富だし、指導者もいるわけです。



顧問の先生が亡くなられて、

宙ぶらりんになってしまった部を支えたのは

このオーケストラの人たちや高校生の先輩、

そして昨年度まで顧問だった先生でした。


別の学校で吹奏楽部の顧問をされているはずなんですけど、

今回の演奏会では指揮をされていました。



みんなの気持ちの詰まった演奏会に

最後まで涙がにじんでました。。。