8月6日・・・・今日は70年目を迎える原爆の日。
登校日の娘を送り出し、8時15分に息子と黙とうをしました。
70年前も、今の私と同じように子どもたちと何気ない日常を過ごしていた方々が
一瞬で日常を奪われたことと思うと目頭が熱くなりました。。
広島生まれ広島育ちの私は、小さい頃から祖父母や両親から原爆の話を聞き
8/6は登校日だし、8時15分には黙とうするのが当たり前という生活を送ってきました。
他県では、登校日でもなければ、黙とうのサイレンも鳴らない、一日中テレビで特番もしていない、ということを知ったのは割と最近の出来事です。
平和宣言を聞いていて「広島をまどうてくれ!」という言葉。
まどうという聞きなれない広島弁でしたが、耳に残る言葉でした。
そして、被爆者の方の
「家族、友人、隣人などの和を膨らませ、大きな和に育てていくことが世界平和につながる。」
「思いやり、いたわり、他人や自分を愛することが平和の原点だ」
という言葉が印象的でした。
戦争を知らない私たちが子どもたちに伝えていくこと。
両親も祖父母も生きていた70年前。
戦争を知らない私にとっては想像もできないけれど、つい最近の出来事だと感じます。
自分自身ができることはとても小さなこと。
こども代表の言葉にもあった「小さな平和」は、1人1人が考えることで作られていくものですよね。
広島に生まれて、8月6日を子どもたちにどう伝えるかを考え、学ぶ時が身近にあることに感謝し
私たちに命をつないでくれた人たちの願いを感じていきたいと思います。
広島、長崎、終戦の日だけでも、しっかり全国放送されると、平和について考えるきっかけになるんじゃないかな…と思うのにな…