見知らぬ乗客
この間はペンギンプルペイルパイルズの「cover」を観て
今日は「見知らぬ乗客」を観劇してきました
PPPPは初めてだったのですが…
ごめんなさい、小林高鹿さんってPPPPの方だって知らなくて…
あ、昼ドラの!
と思ってしまった
夏に観にいく舞台にも出演されるようなので
今度は落ち着いて小林さんの演技を見てみたいと思います。
SAKEROCKの音楽が印象的に使われて
なんだか初めてだったので不思議でした。
BGMというより特殊効果のような…
バックグラウンドより、演出を際立たせる効果音のような
そんなイメージでした。
そして今日はグローブ座で「見知らぬ乗客」
たまたま友人が行けなくなったから、と声を掛けられ観劇できることに
嵐の二ノ宮くんと大人計画好きにはお馴染み内田滋さん、そして秋吉久美子さんが出演されています。
心理サスペンスの名手として名高い
パトリシア・ハイスミスの処女長編作「見知らぬ乗客」を舞台化!
とのこと。
主人公の、悲しく満たされない心を満たすアルコールと
親子の愛を超えた母親への感情
ただ、それは。
自分だけをみてくれない母親に対しての愛が曲がってしまったものなのかも
曲がった感情のはけ口にアルコールを飲み
憎しみは父親に向けられる
ガイは妻に浮気をされて別居中
別れたいが、仕事が軌道にのっていることを知った妻は別れないと言う。
ただ、自分にも妻と別れて結婚したい相手がいる。
ニノ演じるブルーノが、たまたま列車で知り合った滋さん演じるガイに
僕が君の妻を殺すかわりに君が僕の父親を殺せばいい
と交換殺人を持ちかける。
簡単にこんな感じで話は始まるのですが
狂気と悲しみに満ちたブルーノをニノが繊細に演じていて
ジャニーズというくくりはアイドルだけとしてみてはいけないな、と思った
一見、ガイを追い込んでいくように見えるブルーノは
本当は不安と悲しみと愛に飢えた自分を助けて欲しいと
ガイに訴えていたようにみえた。
最後の「ありがとう」という言葉は
いろいろなことからの解放からなのかな
さまざまな見解があると思うので
これはあくまでわたしの考えですのであしからず!
ここのところ少し重い舞台ばかりなので
たまにははじけたものも観たくなってきたなーー
次は「狭き門より入れ」です。
あ、これも明るくはなさそうだ!!
あれーー