久しぶりに美術館へ行って参りました。なーんて言うと「鉄コン其古卍で方々の美術館へ行ってんだろ!」とツッコミが入りそう。でも、今日は展示物を見るため、いわば美術館の本業を目当てに訪れました。

 行ったのは、

茨城県笠間市にある陶芸美術館。焼き物の街・笠間ならではの美術館です。

 お目当ては、11/24(Sun.)まで開かれている企画展「いきもの狂騒曲 ~陶芸フィギュアの現在~」。下は本展向けの美術館エントランス周りのデコレーションです。

玄関上部


玄関ドア


 「推し度」が強い!(^^) 「是非ともこの企画展を見ていってくれよナ!」というキュレーターの心意気を感じます。

 ところで、わたし、この美術館というか、陶芸は意図的にスルーしてました。なぜなら、陶芸作品のほどんどが“器”であることに違和感を覚えるからです。

 造形的自由度が高い粘土を使ってるのに、なぜほとんどの作品が“器”なる実用物の枠内で右往左往しているのか、全く解せない。器以外では、箸置きや照明器具、大御所でどうにかやっと陶板に値が付く感じ…、でしょうか。

 そんな私的アンチテーゼにドンズバで応えてくれたのが今回の企画展でした。なにしろ、キュレーションのコンセプトが「生物をモチーフにした陶芸フィギュア」ですからネ。一も二もなく見るべし、と。

 で、実際に行って見てみて、超ーーーっ面白かったです!!!

 本展は、全作撮影OKかつSNS拡散ウェルカム。なので、わたしは撮影しませんでした。個々の作品の紹介は、他人様にお任せすることにして、見る方に注力させて頂きましたですヨ。まぁ、有態に申せばサボりっす。
(* ̄ー ̄*)ニヤリ

 そ・れ・と、今日はギャラリートーク=出品者自身による説明会があったので、写真撮ってる場合じゃねぇ! 作者・奥村巴菜さんと宮本果林さんが着想から制作過程まで、詳しく説明してくださいました。ご本人たちの話しを聞いて、お二人とも、良い意味でド変態ですねぇ~。これからの活躍が楽しみです。

 会期は来週日曜まで。これは、マスト案件です!

茨城県陶芸美術館は↓コチラ

〒309-1611
茨城県笠間市笠間2345
Tel.: 0296-70-0011