'黄金を抱いて翔べ'特集といった感じで
出演者5名と監督のグラビア&インタビューが24ページ。
充実した内容でした^^
チャンミンは、
妻夫木さんとのツーショットが表紙含めて3点と
ソロショットが3点。
インタビューが2ページでした。
また、井筒監督のインタビューの中にチャンミンの話がありました^^
チャンミンのインタビューがとっても素直で良かったです(๑´▿`๑)

ーオファーを受けた時は?ー
「どんな時でも、オファーをいただけることはとても喜ばしいことですが、
撮影のタイミングが(既に決まっていたライブツアーと)かぶってしまうし、
2ヶ月という決して少なくない期間、すごく集中して演技をすることになる。
とてもいいオファーだけど無理だなあって、
所属事務所も僕自身もあきらめていたんです。
でもしばらく経ってから、制作スタッフの方から
『台本だけでも、一度読んでもらえませんか?』
と言われました。今はそのことにすごく感謝しています。
その台本をみんなで読んでみたら、
『この作品をやらないのはもったいないな』って思ったんです。
その後、監督や出演者の方を伺ったら
日本ですごく有名な……有名という言葉だけで表現するのはもったいないくらい。
そんな方々と一緒に作業が出来る。
やってみたいなあ!って、一気に気持ちが変わって出演を決めました」

ー大変だろうと危惧しながら挑んだ現場、実際はどうでしたか?ー
「……思った以上に大変でした(苦笑)。
いろんな予想をしましたけど、それ以上だった」
ー一番苦労したことは?ー
「まず日本語。具体的には、関西弁ですね。
そのまま韓国語に訳してもらった台本を見ながらやったんですけど、
日本人だからわかるニュアンスってあるじゃないですか?
それが一番難しくて。
相手の話を受けて自然に演じたいんだけど、
何をしゃべっているかはわかっても、
やっぱり外国語だから、聴き取りが0.5秒ぐらい遅くなる。
そんな時は、監督に叱られたりもしました。
相手の反応を予想して、
こうリアクションすればいいだろう、ってやると
不自然になってしまうし。
"言葉の壁"のハードルは思ったよりも高かったです」

ーモモはチャンミンさんご自身と大分印象が違いますよね。
モモが出てくる1シーン目を観た時には……。ー
「あ、観ました?」
ーはい、もちろん映画は拝見しています。ー
「……(がっくりうつむいてしまう)」
ーえ?どうしたんですか!?ー
「……」
ー別人のようで、すごく驚きましたけど……。ー
「……ど、どうぞ、続けてください」
ーそれはどういう反応なんですか?ー
「……恥ずかしいんです」
ー恥ずかしいんですか!?ー
「なんか……、僕が映画を観た時、
座っている席でも居心地が悪いなーと思うくらい、
すごく恥ずかしい気持ちになりながら、緊張しながら観たので……」

ーモモとの共通点は?ー
「(モモは)積極的とは反対のキャラクターだけど、
仕事をやる時はプロだから、無駄な動きがない。
そういうところは……とりあえず、一応(照)。
僕は東方神起として活動しているけど、
子供の頃からすごく人前に立つのが苦手だったんです。
今も自分の中にそういうキャラが残っているわけで。
後は、モモは人と付き合うのが苦手ですけど、僕もなんです。
新しい人と仲良くなるのにすごく時間がかかるタイプ。
そう考えると、結構共通点があるかなあと思って、
そこを生かせたらいいなと」
「(芸能生活が)長いという話が出ましたけど、
この仕事を長くやって来たからこそ、
少しは自分も変わって来たと思います。
何て言うか……、ここはサバイバル的なところで(笑)
そこで生きていくためには変わるしかなかった」
「自分を変えられた一番の理由は、昔から、
負けず嫌いではないですけど、
たくさんの人の前で弱点をあまり見せたくなかったから。
子どもの頃は芸能人にも全然なりたくなかったし、
夢にも見てなかったので、
(デビューした当時は)寝て起きたら芸能人になっていた、
そういう感覚だったんですよ。
それで、仕事をやっていくうちに、
自分のいろんな弱点がバレちゃうじゃないですか。
その弱点について話されているのを聞いたり、
周囲の反応を見たりしていると、
ものすごく自分自身にムカついてくるタイプなんです。
『なんで俺の弱点を見られなきゃいけないんだ!?』と。
でも、そんな気持ちがあったからこそ変わってきたんだと思います。
やりながら、変わりながら、自然にこの仕事を楽しめるようになりました」

ー歌手として恥ずかしさは?ー
「うーん……歌うことも、
今も恥ずかしい気持ちは残っているけど、
10年近くやってきたからそれほどでもないです。
演技はまだ経験が少ないので、
(恥ずかしく感じるのは)当然だと思います」
ー演じることに魅力は感じていますか?ー
「そうじゃなかったら、この映画にも挑戦してなかったと思います。
だって、面白いですよ。
音楽には、ダンスチューン、ロック、バラード、R&Bといろんなジャンルがあるけど、
曲に対して大きなひとつの感情を込めながら、
最初から最後まで歌う。
そして、その歌を聴くお客さんに感動を与えれば、
アーティストとしては最高だと思います。
でも、フィルムや舞台での演技は、10分、30分、
場合によっては1、2時間の長い時間の中で、
表現する感情の幅がものすごく広いじゃないですか」
「後は、自分じゃない人の気持ちになれる。
決して上手に表現出来ているとは思いませんけど、
他人の気持ちを表現している自分を観ると、快感、というんでしょうか(笑)。
そういうものも感じちゃいますね。
それは今までにない感じ。
ちょっとはイケてるかも?とか(笑)
段々面白いなあと思うようになって、
今はその魅力にハマっている段階だと思います」

ー人を惹き付けるような作品を生み出すために、
どんなことを心がけていますか?ー
「自分の表現のスペクトラム(編注:表現の範囲)を
もうちょっと広げたいなっておもっています。
そのために、直接自分でいろいろ経験が出来ると最高ですけど、
仕事の関係上あまり出来ない状態なので、間接的に。
たとえば音楽を聴く時は、
ジャンルに関係なく歌詞を読みながら、
ひとつひとつの感情を感じようとして聴いたり、
演技はもちろんそうですけど、
映画やドラマ、小説とか、いろんなものを観たり読んだりしながら。
そうやって、自分の表現の幅が広がっていくといいですね。」
「とにかく無駄な経験は何ひとつないと思います。
失敗して、ああダメだなとか、クソー!と、
怒りを抱いたりする経験もあると思いますし、
どうでもいい経験も含めて、すべて捨てるものはない。
いろんな気持ちの経験を集めて、
演技者としてもアーティストとしてもいろんな表現が出来るようになりたいです」
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井筒監督のインタビューに
チャンミンの話がありました。
ー映画初出演となるチャンミンさんはどうでしたか?ー
「彼は韓国ドラマをちょっとやったりしてたけど、
韓流スターの中では日本語が一番出来るというので
キャスティングされたわけだけどね」
ー「監督によく叱られた」と、ご本人は振り返っていましたが。ー
「言葉が通じていても大変やのに、
いちばん謎めいた役を任されたわけですからね。
自分なりにやっているつもりでも、
(演出方向に)合致していかないというところが最初はあったと思う。
言われたことは一回頭の中でニュアンスなんかを翻訳せなあかんわけやから
大変だったでしょう。
何度か悔しくて泣いたりしていたけど。
でもね、絶対に逃げなかった。
テイクを重ねてもフテくされたりせず、食らいついてきた。
アイドルのトップにいるだけのことはあるよね」
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