今日、昼間BSテレ東だったかな?

自給自足生活のスペシャル番組をやってました。

この類の番組を見ていつも思うのは

「子供が1番の被害者」

っていうことです。

産まれた時には既に自給自足だった子。

途中から移住させられて自給自足生活することになった子。


満足な収入源もない家で、お腹いっぱいお肉やお寿司を食べることも、

外食も、旅行も、友達とのお出かけもない。


もちろん、これらが幸せにつながるとは言い切れません。

個々の価値観もありますし。


でも、自給自足のために畑や田んぼや家畜を持ち、その世話に明け暮れ、

普通に労働力としてカウントされてる子どもたちが私は不憫です。


季節の移り変わりを山菜や野草で感じることも良い経験だとは思うけど

今、子供がやるべきことって?っていつも思います。



今日みたいくつかの自給自足生活の家族中で、24年前に1度取材を受けた兵庫県のげんさんという人がいました。

「昔は父親の良いように使われてきた」というひとこと。

やっぱりそう思ってたんだな、と。


げんさんは2代目(と言ってましたが跡を継ぐとはちょっと違うと思いました)として今も自給自足生活をしていました。

実家とは別の場所に家を建て、家庭を持ってました。

子供には手伝いはさせるけど終わりのない作業はさせない。

自分が子供の頃延々と草取りをした記憶しかなく、満足に学校にも行ってなかったからそういう経験を子供にはさせたくないからだそうです。

お手伝いのあとはSwitchをやっていい時間があったり。

子供が嫌がる事はさせない。

夫婦ともに収入がある。


これならまだ子供には少なくとも選択する権利があるのかな?と。

すごく頭の良さそうな人で子供達も幸せそうでした。


子供が将来の夢を持ったときにそれを応援できるだけの力を親は持ってほしいと思いました。

それが無理なら持つ努力をしてほしいと思いました。


もちろん子供が独立したのを機に夫婦で移住して自給自足生活っていうのは良いと思います。


あくまでも私見です。


それに似た話で、一夫多妻制を取ってる家族を昔ザ・ノンフィクションで見ました。

気分が悪かったです。

本気でやってるようには見えない書道家の旦那の不倫相手が第二夫人。

第一夫人は母親役と家事、第二夫人はただ外で働くだけ。

もちろん旦那と第二夫人との間の子供の育児も第一夫人の仕事です。

夜は第一夫人が子供と寝る。

第二夫人は旦那と一緒の寝室。

第二夫人はスピリチュアル系っていうのがまた気分が悪いです。

第一夫人は意地でも離婚したくない。

第二夫人と旦那は一夫多妻を都合よく解釈してる。


これこそ子供が一番の被害者ですよね。