仕事がお休みの日に近所にあるピアノ&ヴァイオリン教室にアポなしピンポンしたのはコート着てまだ寒かった頃。
パンフレットだけ入手し春になって電話でアポイントメント。

楽しみに待っていたその日
見学させて頂けるのは年長さんのクラスと。
保育園帰り、夫に車で送迎してもらい、年長さんのお姉ちゃん待つこと10分。
隣のお部屋からは絶え間なく心地よい調が届く。
隣はレッスン中じゃないのかなぁ

先生は明るく元気で超絶サバサバ
子供はあまり気にしてないけどガンガン話して一人でガハガハ笑う感じの先生。
怒ると怖そうかもw
(やっぱりマンツーのお教室は先生との相性が最も重要って再認識)

玄関のドアの開く音。
ママの「今晩は」の声
子供は落ち着かず、でも興味津々。
お教室に入ってきた年長さんのお姉ちゃんは…というと
ガーーーン泣いてる、
お母さんから離れがたくてシクシクシクシク

怖いのか?!この教室スパルタなのか?ドキドキ
涙はどんどんこぼれ落ち、止まらない。呼吸も乱れてヒックヒック
お母さんが理由を話す
「思ったように弾けないって、泣くんです、できないって」と
困り顔。

なーるーほーどーー

緊張もあって人前で(私達の前だから)弾けないっていう心理かー。
そかそか

子は神妙な面持ちで泣いているお姉ちゃんをずっと見てる。
こりゃレッスンどころじゃないわw

促してピアノの椅子に座らせ暫く待ったけどやっぱりダメで先生の機転で隣のお部屋見学に。
高校生のお姉ちゃんが鍵盤に手を滑らせているのを全員で見守る。

今日はこれでおしまい。
年長さんのお母さんが「今日はホントにごめんなさい」って。
いえいえ、こちらこそですよ

あんな涙見ちゃったら、子はさぞかし辛い事をされるに違いない、って思っちゃったかなー( ̄▽ ̄;)

勿論、以降は一度も。。