「華麗なるペテン師たち」です。
<#4 脅迫 Cops and Robbers>
今回も、理念を重んじるペテン師たちの友情物語でした。
元刑事で今は銀行のセキュリティ担当をしているメイヤーが、ミッキーの前に現れ、ダニーの映った写真を見せます。それは、ダニーがまだ若いころ、詐欺集団に加担していた証拠となるもので、オリジナルはヴィデオテープでメイヤーが所持しているとのこと。メイヤーは、ミッキーが銀行強盗の確保に力を貸さなければダニーを告発する、と脅してきたのでした。ミッキーはメイヤーに協力することを決めるが、メイヤーはミッキーをだまし、彼ごと捕まえる計画を立てていたのでした。・・・
これまた結構フクザツな話です。
元刑事で昔から詐欺師を捕まえることに専念してきたメイヤーは、アルバートのような大御所詐欺師からすると、とんでもない酷い男で、ただし検挙率は高く非常に優秀、手ごわい相手のようです。
ミッキーとしては、メイヤーの魂胆は早々に分かったものの、ダニーを見捨てるという選択肢はなく、しかも今回の銀行強盗と話して、その目的が金ではなく父親から銀行が奪ったダイヤモンドを奪還することだ、と聞いてしまったら、自分の父親への思いが重なり、すっかりその銀行強盗に肩入れしてしまいます。
こんな風に感情に流される詐欺師って大丈夫なのかな、、、とも思いますが、その熱い思いを応援したくもなります。
アルバートがミッキーに向かって、「メイヤーはお前よりもウワテだ」というようなことを言った時は、もはやこれまでか・・・と絶体絶命の気分になりましたが、そこでアルバートがミッキーに与えたソリューションは、「仲間」でした。
そう、アルバートは、チームワークがミッキーの最強の武器だ、ということを教えてくれたのです。
もうほんとに、教育テレビで昼間放送してもらって、小学生に道徳の授業で見せたいくらいの内容です。
そして今回、ダニーがステイシーに軽くコクって、若干しつこく迫りつつも、あっさり振られていましたね。
ダニーはアルバートがその才能を認めてるくらいだから、もしかしたら大物になるのかもしれませんが、現時点でステイシーを落とせるとは残念ながら思えません。
腕を磨いて出直したらいいと思います。
頑張れ、ダニー!
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