ドラマにおけるジェンダーフリー | 人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

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海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

一説によると、人間の10人に1人は同性愛者らしいですね。(出典不明・無根拠)

これが本当だとすると、30人いるクラスの中で実は3人くらいは同性に恋焦がれている人がいて、あるいは自分では何の自覚もなく、異性を全然好きになれないなとか感じている人がいるということになります。


実生活上、そのような実感はないですが、しかし、否定するほどの根拠も乏しいようにも思えます。

米国のドラマを見ていると、同性愛者は割と頻繁に出てきます。


といっても、主にションダ・ライムズのドラマですよね。


「グレイズアナトミー」のシアトルグレース病院のERや「プライベートプラクティス」に出てくるLAの共同クリニックには「僕の夫を救ってくれ」という人が定期的にというかかなり頻繁に出てきます。体感では患者として出てくる夫婦の2組のうち1組はゲイカップルなのではないか、くらいの印象です。

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ワシントンのフィクサーを描いた「スキャンダル」では大統領補佐官の家を訪ねたオリヴィア・ポープに対して、彼の若き夫が「日曜日くらい夫を休ませてあげて」ということを言います。


デヴィッド・E・ケリーが、常にあらゆる人種の登場人物を魅力的に描き、特にマイノリティを裁判長として描くことも多かったように、恐らくションダ・ライムズは意図的に同性愛カップルをごく自然に物語に登場させているように思われます。


特に、「スキャンダル」の大統領は共和党員であり、その補佐官がゲイというのは俄かには信じがたい事実ですが、それも意図的だと思うのです。


アメリカは確かに進歩的な国ではありますが、同性愛カップルがそこまで市民権を得、人々に浸透しているわけではないかもしれない。

けれども、あんな風に当然に登場人物たちがゲイであることで、視聴者にそのバイアスを取り払えというメッセージを送っていると思うのです。


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