価格決定の難しさ | 【久保憂希也 公式ブログ】日々是鍛錬 ~ビジネスは結果。それがすべて~

価格決定の難しさ

新規事業の立ち上げ、新商材の発掘。新しいサービスや商品を提供する時、一番揉めるのが価格決定(プライシング)ではないでしょうか。


私は去年、あるIT関連サービスを立ち上げ、そのサービス価格決定の際、社内で相当揉めました。


「サービスの戦略上、高価格で勝負すべきだ」

「値下げはできるが、値上げはできない、だから少し高めの価格でスタートすべき」

「競合他社がこの価格なので、我々はもっと値下げしないと」

「品質が良くても安くなければ売れない」


それこそ社内では、誰も一致した意見が無いぐらいでした。



現在世の中にあるサービス・商品は、ほとんどが差別化できていない物ばかり。画期的なサービスや商品など、世の中にリリースされようものなら、競合他社がすぐにマネをする状況。


インターネットも5~6年前までは、限られた層の使用ツールでしたが、今では携帯電話並みに普及してるサービスとなりましたし、今やインターネット内のWebサービスは無料が当たり前。


このような現状で、差別化できないサービス・商品を売って利益をあげる方法は二つしかありません。


営業力の強化

適正な価格設定


この②を分かりやすく、実行が簡単で、また差別化できていないサービス・商品にでも適用できる価格決定方法を教えてくれるのが、「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト~小予算で簡単にできる感情価格決定法~」 (主藤 孝司著)です。


「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」


プライシングに悩んでいる方、プライシングの難しい理論まで勉強したくない方、プライシングの難しい理論に飽きた方、実践的なプライシングがモットーの方、この本をお勧めします。