あるひ
カナリアは唄をおもいだして



透きとおる声で唄ってみせた

小さな鈴を転がしたような
光の粉のような歌声だった



それから
カナリアは知ったんだ



いつも硝子に映っている

淡いオレンジ色の
薔薇のような姿が

じぶんのものだって