ぴったりと罪悪感が背中に張り付いて
離れない



わたしはビーズを買った
わたしはキラキラ光るものを買った
チョーカーを作るリボンを買った



それを使って

毎日
作りたいものを気の向くままに
作っている



やりたくない
苦しい仕事をしている人も
たくさんいるのに

何で
私はこんな平和なことをしているの

これでいいの
ほんとうに
これでいいの


わたしがずるいから
あの人は私をあんな目で見るの
わたしは

ずるいの?


それとも
そんなことで悩まなくていいの?


わたしはきっと
幸せが怖いんでしょう?

駄目なわたしには
楽しむ権利なんてないって
心の隅で 感じているんでしょう?





幸せを受け容れられない
染み付いちゃった嫌な癖





人は動物的な感覚で
弱いものを見極める

その 弱いものを見る目は容赦なく


冷淡



言葉はわたしを身体ごと
一瞬にして引き裂く


駄目人間  馬鹿
お前なんか  あんたらしいわ




全部全部
全部全部




忘れたい

忘れたい




ねえ

あのうさぎのぬいぐるみを買えば
幸せになれる?
忘れられる?

ううん
何にも埋めてくれないよ

でも淋しそうなんだ
あの子
淋しそうなんだ





左目が
欠けているんだって

抱きしめてあげたい
大丈夫だよって

しっぽも無くて
ボンドの跡だけあるんだね
わたしが付けてあげるよ
蚤の市で 売られたの?

もう寂しくない怖くない
大丈夫って
やさしく抱きしめてあげたい

空色のリボンがとても似合ってる