二日間連絡が途絶えた


キミの心臓が
時を刻んでいるのなら
それでいいの


それを知って
私の肺にも
透き通った空気が
すうっと入ってきた


キミの呼吸が
波のように繰り返していると確信したくて
ベルを鳴らしてしまった


私がキミを気にかけることが
キミを苛々させるのではという予感と

もしも
キミがどこかで事故にあって
赤い赤い
血を流しているとしたら
傍に居いたい

滑稽で余計な心配


ふたつの気持ちが
斑(まだら)に混同する心のまま


何度もベルを鳴らした


この斑な苦しみを止めてという
独りよがりな気持ちを込めて







あの時私が
キミの心を鋭利なもので傷付けて

それを思い出す度に
きっと
キミは声も出ないほど苦しんで


好きだと
聴きたいと
言ってくれていた
私の声も聞きたくないほど
疲れ切ってしまったんだね




私には
どうして傷を埋めたらいいか解らない
充てがうものが見つからない
そのまま時は過ぎてしまった



時計の針は
回っても
回っても
キミにヒライタ
生々しい傷を埋めることはできなかった