聞くことで精一杯
気の利いたこ言葉が返せない。
〇〇線に乗って〇〇駅で降りて
それから〇〇に乗ったの。
〇〇県の〇〇温泉って言う温泉まで
行ってね、そこは秘境なんだよ。
そこの〇〇っていう素敵な旅館に泊まってね
そこの〇〇や〇〇がおいしくって・・・
こんな話ってよくありますが、
特に女性の話は聞きずらいことが多いです。
わたしにとってこれほど難しいことはなくて
頭の9割・・・いえ、
それ以上をこの時点で使っているから
「で、温泉は気持ちよかった?
天気はよかったの?」
なんて気の利いたことは言えません。
聞くことと、相槌で精一杯。
これを不満に思わないで。
多くを求めるなら
健常者に話してください。
読むことと違って
相手は好きな速さでしゃべります。
取り留めもなく。
世間では聞けることが当たり前なので
理解できないと
「聞いてなかったの?」
なんて言われます。
なだれ込む情報に
頭の温度は一気に上がって
情報が処理しきれない。
気の利いた台詞なんて出る訳が無い。
そして
多くの発達障害の人がそうであるように
私も時間の感覚が弱い。
「明日」の話は「明日の話」のはずだったのに
一晩眠っただけで
それが「今日」に変化します。
当たり前でしょうか?
でも、
たったそれだけのことが
とても
とてもとても
私達にとっては
難しいんです。
月曜日も、眠って起きれば火曜日に変わる。
でも私の頭の中は
まだ月曜日だったりします。
何かの拍子に
火曜日に先走ったりもします。
殆どの人は、
「そんなこと誰にだってよくあるよ」
というでしょう。
でも、発達障害の人はそれが
「ほぼ毎日」なんです。
一日の中で勝手に日付が変わったり
戻ったり、進んだり・・・。
これは、発達障害の症状のほんの一部です。
そんな私達を
どうか
優しい目で見守ってやってください。
決して
ため息をつかないで。
呆れないで。
苛々しないで。
大らかに見守って欲しいのです。
発達障害者はたくさんの
辛い思いを重ねて生きてきたことで
とても臆病になっています。
怒られることも
嫌われることも
もうたくさんです。
どうか優しく接してください。
世間が偏見なく
発達障害を理解してくれる日が
来ることを願います。

ぼくからもおねがいします