手のひら世界にたった一人私の心の痛いところに手を当て祈りいたわり慈しんで両手で包むように心を寄せてくれる人がいる私の心がすっかり曇って何も映さなくなって見えなく聴こえなく感じなくなって人形の様になってしまってもキミは両手で温め続けた私の心を注意深く見守って壊さないよう落とさないよう大切に扱ってキミの心の体温でゆっくりと私の凍りついた心を溶かしたんだいったいどれくらいの時が流れただろうとうとう私は 声を上げて笑ったキミが私の心を 拾い上げてくれた遥か キミの住む街の方に夕日が沈んでゆくよ