列車は私の意思とは関係なく走り続ける。
闇の中をひた走る列車にはレールはなく、
行き先もなければ、停車する駅すらない。
時間という列車から降りることは
決して許されない。


楽しいとか不快だとか そんなことは関係なく
命の灯火が消えるまで
時間の上を歩き続けなければならない。



蜘蛛の糸の上を歩くのも
砂の崖を歩くのも

不安だろう。
怖いだろう。

いつ切れるともわからない
糸の上を歩く私を

少し離れたところから
他人事のようにに見つめる
もうひとりの私がいる。

まわりは闇。
落ちてぶつかる地面はなく
あるのは奈落。

そこには音も 光もない
真空のような空間。




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