とぼとぼと うつむきがちに歩いていると



白い紫陽花と目があった



月に映える 穢れなき白は まだ生まれたばかりのもので

白のなかにも 初々しい新緑の色が残っているように 薄い緑が滲んでいる





花に見紛うガクの 色から色への美しい変化は

水無月の 雨の情緒




それとも

虫たちに 耽美な甘味のお誘いをする 色の道標





紫色になりきれない姿を はにかんでいるようにも見える白い紫陽花に






私は 心を奪われる








----

昨日の夜、次女を駅まで送った帰りに
青い紫陽花が咲き始めていたのが印象的でした。

写真がなかったので残念ですが
白い紫陽花を載せてしまいました。