雫が
さえずるともなく


キュ
キュ…チュ…



朝かな

朝かな




遠慮がちな声で

私を起こす




眠い眠い私は

雫のカゴに被せてある
お古のワンピースを
そっとめくる




しーちゃんおはよ


カゴに頬を寄せると
雫も同じように
寄り添う




お水
取り替えようね




雫さん
しばしの朝ご飯タイム
を終えると


ぴょんと
私の肩に乗って




遊んで

ねえ
こっち向いて




いつもと変わらない

新しい一日の始まりだね







*雫…とこの友達、桜文鳥。