腕が痛いよ




不安な夜にはいつも
痛んだ
幼い頃の記憶






腕が痛いよ

足も痛いよ






ああ
あの時と同じ痛み




波のように覆い被さる
予感と暗闇
長い時間






月の光が届かない闇
降りしきる雨

想いは声にならず
届いたのは街の喧騒
だけだったっけ