救急車で運ばれた私は、まず診察され、

その後助産師と面談があった。

この面談が今から思うととても良かったと思う。

担当してくれた助産師は、フランス人と結婚されていて、変わった苗字だった。

とても穏やかで優しい人。

私にまず目標を聞いた。

「どうなりたいですか?」

突然の質問に一瞬どう答えようか迷い、

ここのところ調べて覚えた正期産(36週)が頭に浮かび

「36週で産みたいです」

と答えた。

この、声に出す行為が、その後の結果に影響を少なからず及ぼしたと思う。


その日からMFICUで過ごすことになった。

それぞれのベッドに対してエアコンもあり、

街の産院での暑さから解放され、快適ではあったけれど、相変わらずトイレ以外はベッドの上で過ごしていた。

目標の36週まで3ヶ月。

途方もなく長い道のりで、心が折れそうになっていた。