ダリとハルスマン。 | とことこの日々~亡き父母に捧ぐ~

ダリとハルスマン。

何がきっかけだったのか、高校生くらいから、サルバドール・ダリが好きでしたグリーンハーツ

自覚したのは高校生だったけど、中学生くらいから「柔らかい時計」を認識していて気に入っていたらしく、美術の時に書いた絵に取り入れていました。(※絵はビックリするくらい下手クソですタラー)

私が20歳くらいの時、裏磐梯に、諸橋近代美術館ができました笑い泣き

気になる企画展やアニバーサリーの年に、度々足を運んでいますキラキラ


今年は、ライ君がダリに興味を持ち始め、私のダリグッズを一緒に鑑賞したりして、諸橋近代美術館に連れて行く約束をしていました。

そして、天気や曜日のタイミングが合い、昨日行ってきました!!

ライ君とリュウ君と私で。


敷地内の芝生には、ダリのヒゲがチラホラニコニコ


コロナ対策で、入場時間が指定されていたけど、少し待ってすぐに入れましたキラキラ

今回の企画は「ダリとハルスマン」。


ハルスマンさんのことは存じ上げませんでしたが、「見開いた目とヒゲ」の印象が強いダリの見慣れた写真の数々こそ、ハルスマンが撮った写真だそうです!!

皆が思い浮かべるダリの顔は、ハルスマンによって植え付けられたと言っても過言ではないとびっくり

とっても印象的であり、イケメンだよねイエローハーツラブラブ


常設展示の彫刻作品、絵画作品をじっくり鑑賞してから、いよいよ「ダリとハルスマン」のお部屋へ。

沢山の写真が飾られた企画室…
ダリが動き、話している、映像…

とても興奮しました!!

何より、ダリが奇才であることはもちろん、手を抜かない努力家であることを実感しましたびっくり
(←今までは超越した天才としか思ってなかったかも。)

現代人は、スマホがあって本当に便利に生きてるなぁとも実感。

私自身、写真の加工アプリをよく使うけど、ダリとハルスマンの時代、もちろんそんなものはなく、
それでいて、加工したかのように見える沢山の写真は、
妥協のないダリとハルスマンの共同作業によって生み出されたものなんだけど、
その工程が惜しみなく暴露されていて、
それはそれは、創意工夫、試行錯誤の繰り返しだったということを知りました。

何より、その「大変そう…」と思える作業は、2人にとって苦痛ではなく、とても当たり前で楽しいものだったのだとキラキラ
(ただ、巻き込まれた人々は、ちょっと大変だったろうな(笑)。)


「スマホがあることで、便利が不便になってる」と子ども達には時々言うんだけど、
実際不便になった時、ダリとハルスマンの作業を思えば、
創意工夫や発想の転換で、スマホに限らずあらゆる不便からも、出口を見い出せるんじゃないか?と、
そんな風にまで思えちゃうような、素晴らしい企画展でしたキラキラ
(出口を見つけられるのは、特に若者の頭の話です。私は無理…チーン

そして、便利になるということは、人間から「考えること」や、それを「楽しむ」「達成感を味わう」ことを奪っているなぁと。

今年の夏休みは短いから宿題にはないかもしれないけど、
自由研究とかで小中学生に取り入れて欲しいと思いました爆笑


そうそう、スマホにアプリをダウンロードすれば、作品の解説を読んだり聞いたりできますキラキラ(こんなところでも便利なスマホニヒヒ


美術館の後は五色沼に寄り、お昼ご飯を食べました。

私のソースカツ丼おねがい
息子達は、ザルそばと山菜そば。
ご馳走様でしたキラキラ

もう、昨日の帰路でも帰宅してからも、今朝起きてからも、ずーっとダリとハルスマンのことでワクワク、頭がいっぱいの私ですラブラブグリーンハーツ