血糖値測定結果から分かったこと。
夕方の手の震え、発汗、異常な空腹感、不安感。


気になって調べて、それが「反応性低血糖症」だと知ったのは、多分5年ほど前のこと。
当時通院していた心療内科や胃腸科、風邪でかかった内科等々で言っても、
「病気じゃないから」「食事の回数を増やして」「飴を舐めるといい」「甘いジュースを飲んで」「糖尿病なの?」などと、
辛いと訴える私の気持ちは伝わらず、悲しい思いを何度もしました

その後、その話を聞いた薬剤師さんからのアドバイスで、糖尿病の専門医に辿り着き、
初診で「このままじゃ死ぬよ。」と言われ、「やっと理解された…。」という気持ちで泣いてしまったほど
(死ぬよと言われて嬉し泣き。)

そこで教えてもらった食事で、37.7kgまで落ちた体重が40kg台まで回復し、低血糖を起こす回数が格段に減りました

その後、過敏性腸症候群に良いと知り、「低フォドマップ食」を開始。
完全ではないものの以前よりお腹の調子は良くなりましたが、その割には体重が増えず…。
糖尿病の病院で、タンパク質を摂るように指導され、少し体重が増えたものの、低フォドマップだとどうしてもカロリーが摂取できず、
最近は脂質を効率よく摂るため、亜麻仁オイルやMCTオイルを取り入れたり、間食やサラダにアーモンドやくるみを食べたりしていますが、やはり腸の吸収力が弱いみたい

とあるサロンのネット通販で、腸の力を回復させられるとのことで、春ウコンの粉末を飲んでいたんだけど、
腸壁を剥がすとかなんとかでガスが酷い上に、胃痛を起こすようになり中断

その後、自分の食事のバランスが気になり、再び糖尿病の専門医の元へ。
栄養士さんに、低フォドマップ食を中心にしている旨を伝え、食事をもう一度みてもらったところ、カロリーの不足分は白米で補うしかないとのアドバイス。
…が、白米を多くすると、低血糖が起きやすいような気がして、自分の血糖値を知るため、血糖値測定器を購入しました

土曜日に買って、今日が水曜日。
朝は食前~食後の数値はほとんど変わらず。
(特に朝は下痢しやすいため、食事量が物凄く少ない。)
昼食後は少し上がるけど、バランスに気をつけていれば、そこまで悪い数値は出ず。
夕飯はそこそこしっかり食べるので(とは言え白米はお茶碗に一杯)、朝昼に比べると上がる方。
そんな感じで、自分のトレンドが分かってきた頃の、昨日の昼食。
甘い物が食べたくなり、米粉のホットケーキを作りました


前日の残りのサラダに、砕いたくるみをトッピング、マヨネーズと黒コショウとパルメザンチーズをかけたものを最初に食べて、
米粉のホットケーキに、米油のマーガリンと、砂糖と水を沸かして作ったシロップや、イチゴジャムを塗って食べました。
すると、食後の血糖値が見た事のない数字に


注目すべきは、食後3時間経っても数値が下がっていないところ

そして、案の定、夕飯前に手の震えと発汗が。
自覚症状に合わせて血糖値を測ると、ガクッと下がっていました。
これが頻繁に起きていると、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中の危険があるそうです

隠れ糖尿病や糖尿病予備軍の可能性も。
お昼に、ご飯茶碗1杯分以上のチャーハンを食べると、低血糖を起こすと自覚していた私。
昨日のお昼は、いつも通りサラダを先に食べたものの、米粉のホットケーキは4分の3枚、シロップとジャム…ほとんど糖質

ホットケーキ自体は決して多くなかったものの、「米粉」はご飯に換算したら多そうだし、「粉」だから吸収が早かったのかも知れません…

低血糖のコントロールは、「下がらないようにすること」ではなく「上がらないようにすること」が重要なんだと、身をもって知りました。
低血糖症&過敏性腸症候群との付き合い方が、とても難しい…
