FBIの責任の取り方、自分にも他人にも厳しく、コロナ禍での対応に通じるものが。 | 占術師 厳 朱零のブログ

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人生の折り返し地点をはるかに超えました。
人一倍、好奇心旺盛で、無鉄砲な行動で世の中を渡り歩いた経験と知識を残していければと思っています。また自分自身を振り返り、人生を深く考えてみたいなと思っています。
厳 朱零の目を通した世界と人生です。

好んで見るWOWOWの海外ドラマ「FBI」を今回取り上げます。

 

4月からFBIのシリーズ2が始まりますが、シリーズ2開始前に、シリーズ1が再放送され連続で視聴が出来た際に考えた事を少々。

 

シリーズ1の最終回にFBI現場のトップの女性が辞任の意向を示しました。

 

その理由が、部下に対して、部下の心情を慮って、感情を優先させ、

 

仕事を遂行させたことに対する自分へのケジメでした。

 

それは、どんなことかというと、部下の女性が1年前に夫を交通事故で亡くした。

 

交通事故だと思っていたのが、現在追っていた殺人事件と符合し、夫の交通事故も殺人であったことが判明。

 

部下がその犯人を追う過程で、元々担当だったことから、部下の強い意志があり、部下を担当させたまま、

 

それを追認し、許可してしまった。

 

犯罪の関係者、被害者、加害者を問わず、関係者であれば、躊躇なくFBIの捜査官でも外すべきであった。

 

犯人は無事に逮捕、事件の全貌が明らかになり、黒幕の大物犯罪者も逮捕に至り、結果的には部下は大手柄を立て、

 

FBIの権威も高められた。

 

しかし、上司の現場のトップの女性が、感情を優先し、犯人を追うことを許したことで辞意を表明した。

 

事件解決は結果であり、犯罪者も捜査官の部下ともに、危険にさらした判断を悔やんでの決断でした。

 

自分の夫を殺した犯人を自分の手で逮捕したいとの部下の意向にそった決断を下したことに対するけじめ、

 

上司が初めて感情で判断した。

 

先日もアメブロにあげました、自分にも他人にも厳しく、を率先している上司の判断に、

 

アメリカ社会の源流、責任、を見たように感じました。

 

次元は全く違いますが、コロナ禍での厚労省23名の送別会が頭をよぎります。

 

長年、一緒に頑張った仲間の送別会、慰労の意味で行ったとのコメントを聞き、

 

感情で許されると思う甘い判断が、これまでの総務省での接待疑惑と重なり、

 

日本の脇の甘さが、いずれ、大きな問題となるのではないかと危惧しています。

 

今後の日本を占う必要がありますね。

 

感情を込めて判断すること、感情抜きで判断することをしっかりと分けることが必要ですね。

 

占いにも言えることだと自戒。

 

東洋占術家 厳朱零