記憶力は、生まれ持った才能だと思っていた私は、半ばあきらめていた。
何をあきらめていたかというと、記憶する事。
例えば、小説を読んでいて登場人物の名前が出ても、覚える事を最初から諦めていた。
一般的な常識として、「年齢とともに記憶力は低下していく。」を信じていた私、確かに小学生頃は、覚えが良かった記憶がある。
前にも書いたが、記憶は技術だとの言葉を信じて、記憶術を学び始めて、私の中では、その一般的な常識は覆された。
それに拍車をかけたのが、海馬が記憶の製造工場であり、海馬では神経細胞が次々と生み出されるということであり、年齢は関係ない。(本当かどうかは分かりませんが、そう思い込むことにした。)
使えば使うほど海馬が大きくなるのではないかとの希望的な期待でした。
また、海馬は記憶をするかしないかの取捨選択をしているとのことで、その判断材料は、生きていくために必要なものかどうか?だそうだ。
プラスして、海馬の隣にある扁桃体(感情を司る)。
海馬と扁桃体は密接な関係を持っていて、好きなものを判断するのが扁桃体で、好きなものは憶えやすいのは、本能的にわかる話です。
扁桃体を活性化すると海馬も活性化する。
扁桃体を活性化するということは感情を豊かにする。
感情を豊かにするということは、音楽を聴いたり、映画を見たり、美味しいモノを食べたり、小説を読んだり、好きなことをすること。
好きなことをすると、記憶力も良くなるとう好循環が期待できる。
こんな話を新潮文庫の「海馬」脳は疲れない に記載されていた。
少し、私の個人的願望も書いているので、本の意図とは異なっているかもしれないが、ここだけの話として、聞き流してください。
だから、楽しんで学ぶと記憶に残るということで、占術の本をまとめて数冊読んでいる。
感謝
厳 朱零のmy Pick