薬が効かなくなる、耐性菌の問題が話題になっています。
厚労省のHPでも以下のように注意が呼びかけられています。
@@@ 抗微生物薬・抗菌薬(抗生物質) の不適正使用により、効かなくなる、あるいは効きにくくなることを「薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)」といい、AMR の問題は、密かに感染が拡大しているという意味合いで「サイレントパンデミック」と呼ばれています。AMRに対して、このまま何も対策がとられないと、2050年には全世界でAMR関連の死亡者数は毎年1,000万人に上り、がんによる死亡者数を上回ると言われています。薬剤耐性菌のまん延を防ぐには、国民の皆様の理解の増進が重要です。
「不必要使用」:
抗微生物薬が必要でない病態において抗微生物薬が使用されている状態。
「不適切使用」:
抗微生物薬が投与されるべき病態であるが、その状況における抗微生物薬の選択、使用量、使用期間が標準的な治療から逸脱した状態。
前述の南部美香さんと南部和也さんの著述にも下記のようなくだりがあります。
@@@「アメリカのキャットホスピタルでは、抗生物質を出す時はそれが必要かどうかをきちんと見極める努力をしていました。発熱、血液中の白血球が多いなど、エビデンス、証拠がなければ、最初の選択として抗生物質を使うことはありませんでした。抗生物質は確証がある時に使うもので、念のために使うものではありません」
20年くらい前は、人の内科医院でも風邪と思われる症状で抗生物質が容易に処方されていたと記憶しています。
動物病院でうちのこたちを診て頂いた折折、発熱、食欲不振、下痢(胃腸炎?)など、抗生物質が処方されました。結果として回復して元気になったからいいのですが、病名がはっきり特定されないまま、抗生物質で治療して大丈夫かな?と思ってはいました。日本の動物病院、獣医療の現場では耐性菌の問題と対処があまり話題にはなっていないように感じました。
農林水産省のHPにも、抗生物質と耐性菌への注意喚起がありますので、一部を下記に転記いたします。
@@@
ペットの飼主さん向け:
人や動物の感染症を治療することが出来る抗菌剤。皆様は正しく使えていますか?抗菌剤は正しく使われないと、薬剤耐性菌の発生を引き起こしてしまいます。大切なペットと健康で楽しく過ごし続けるためにも、獣医さんから処方される抗菌剤は指示を守って使用しましょう! 啓発ポスターあり。
獣医療従事者向け:
薬剤耐性菌に係るリスクを低減する上で、獣医師の果たす役割は非常に重要なものとなっています。このページでは、抗菌剤の責任ある慎重使用の徹底に関する基本的な事項をまとめています。ガイドブックや動画を御活用いただけますと幸いです。
ガイドブック等、抗菌剤を使用する際の「責任ある慎重使用」の徹底に関する基本的な考え方を公表しています。畜産物生産における動物用抗菌性物質製剤の慎重使用に関する基本的な考え方について(PDF:301KB)(平成25年12月24日)また、抗菌剤の適正使用・慎重使用に関する基本的な考え方をガイドブックや手引き等の形で発信しています。
大切なこたちをまもる、安心の獣医療は?

写真:ぐれあに過去アルバムより
お米の話題はどうなったの?
お米の値段は高止まりのまま。しかし、直近の調査ではお米の消費量は前年比10か月連続減少とのこと。
市井の声:「高くて買えない」「米の買い入れは減った」など、
お米が高い原因:
卸売業者が高い値で買ったので、スーパーや米店に安値で出せない。
古米もおいしいと分かって、在庫を安値で売り切る必要がなくなった。
国は2026年産の米21万トン、備蓄米の買い入れを始める。
外食などで外国産の米と国内産の味は大差ないと理解された。
生産拡大の話は立ち消え。
石破さんから高市さんへ、内閣がかわって。
石破さん:
お米の小売り価格は5キロ3000円程度が適切
需要はあるはずだから増産を目指す。
新需要開拓の可能性の一方、価格暴落のリスク
高市さん:
鈴木農相が「価格は市場で決まる、生産は需要に合わせて」と明言。需要を確保して生産
米価暴落を防ぐ一方、生産基盤が弱まるリスク
農家さん:
「農地利用について、急に方向転換はできない」「大規模農業でも引退農家の土地を借り、モザイク状の農地では効率悪く、生産コストが下げられない」
農業従事者は高齢化、市民が食べたくても高いから消費が減って、その消費量に合わせてお米を生産するというのでは、米農業は衰退する一方。日本食人気、すし、おにぎりなど、海外での米需要に期待もあるから、生産コストを下げる増産に舵をきってはいいのでは???