私は自由を得るために20代でいくつか行動してきた。

そして自由を得ることを可能にしてくれたものはこれらの6つだ。

 

①親の経済力

②貯金

③転職

④投資

⑤環境

⑥自己分析力

 

今日は親の経済力について紹介する。

私の父は年収500万円前後で母は年収150万円ほどのパートをしていた。

兄と私の2人兄弟で、4300万円の戸建に住んでいた。

決して裕福な家庭で育ったわけではないが、母は私に学習塾やピアノ、水泳、テニスを習わせてくれたし

そのおかげで関西の有名な私大に推薦で入学することができた。

それだけでなく、大学の授業料や片道90分かかる交通費も払ってくれたので

奨学金を払うことなく卒業することができた。

 

私は親の経済力のおかげで自分の能力の大半を作ってもらったと思っている。

水泳はスイミングに通わないと、学校の授業だけで泳げるようになるのは難しいし

スイミングに通ったおかげで風邪やインフルエンザにはほとんどかからなかった。

東大生のほとんどはピアノを習っていたというデータもあるし

学習塾に通っていたおかげで学校の成績は良くて、ひと枠しかない指定校推薦を

もらうことができた。高校1年生から3年生までのトータルの評定平均は4.4ほど

で、5教科のテストの総合点数は常に430点を超えていた。

私は大学受験をしていないので、夏に大学が決まってから高校を卒業するまでの間に時間があり

高校3年生の時点でTOEICを集中して勉強することができたし、大学生になるまでに車の免許を取ることもできた。

また初めてのアルバイトで食洗機を買い、母にプレゼントすることもできた。

 

学校の成績は、習い事をしているかしていないかで差があると思う。

学習塾に通うことでテストの点数に直接影響してくるし

ピアノを習っていたことで音楽は小学校から高校まで常にトップだった。

水泳の授業も得意だったし、テニスもやっていたので体育の授業には全く抵抗がなかった。

特に英語の成績に関しては、評判の良い英語の教室に小学生から通っていたので

中学校では学年で3番目に常に入っていたらしい。(テニス部の顧問の先生が英語の先生で、こっそり教えてくれた。)

習い事ができるのはやはり親の経済力がある程度あったからだと思う。

もし私がピアノも水泳もテニスも学習塾にも通っていなければ大学推薦はもらえていないと思うし

もし大学を卒業していなれば新卒で入社した上場企業に入社できなかった(同じ大学を卒業している人が多かった。)

し、英語の教師にもなっていないと断言できる。

母が私たちに習わせるための月謝を確保した家計管理を行ってくれていたおかげもあって

私の人格や能力、学力、進路、就職先、出会う人全てがある程度決まって

今の私があると思う。

 

これらの部分は生まれた家庭で決まってくる部分だと思う。

その個人の努力によって決まる部分もあるが、幼少期の習い事はその人の人生や生涯賃金を大きく変えるので

親の経済力というものの影響力は凄まじいと思う。

水泳では丈夫な体さえも出来上がるので、死ぬまで影響することだと思う。

私は新卒から貯めた資金で様々な自由を得たが

最終地点の就職先が違えば、得ることができた自由のいくつかは得られなかったと思う。

なぜなら総額500万円以上の貯めた資金のおかげで自由を得たからだ。

 

感謝しかない。

 

私にも8ヶ月前子供が生まれたので、子供が「やりたい」と言ったことは

可能な限りさせてあげたいと思っている。

 

明日は自由を得ることを可能にしてくれたものの二つ目の「貯金」について書く。