緊急帝王切開が決まり、
私の代わりに夫が
手術の説明を聞いてくれました。
もうこの時の私は、
長く続く陣痛で疲れがMAXになっており、
痛い痛いと叫んで、
えづいたり、
膝の震えが止まらなかったり、
唇がカサカサになりすぎてひび割れたり、
でも耳はきちんと聞こえてて
取り乱してるようで思考は働いていたりして、
ギャーギャー言いながら
助産師さんたちの
「促進剤さ、もう少しやってたら
良かったんでない?」とか、
「(入院の)部屋できてるの?
できてないの?!早く作ってきて!」
などの話を聞いていました。
それからあれよあれよという間に
手術が始まり、
麻酔が効いてくると嘘のように
痛みがなくなりました。
局所麻酔のため頭の上のライトに
映る手術の光景を、
丸一日ぶりに痛みから解放されて
ぼんやりと見ていました。
知識として知ってはいましたが、
筋肉や筋?を切り分けながら奥へ進み、
赤ちゃんを取り上げた後、
縫いながら戻ってくる様は
とても興味深かったです。
戻ってくるときの処置の方が
長く時間がかかりました。
赤ちゃんの産声が聞こえたときは
静かに涙が何筋も流れていきました。
手術中にずっと手を握っていてくれた
助産師さんが
そっと涙を拭いてくれたのも
優しさが沁みて嬉しかったです。
手術や赤ちゃんの処置は滞りなく終わり、
部屋を移動し、
カンガルーケアを行いました。
夫がとても喜んで色々お話ししてくれてたのは
覚えているのですが、
あまりにも疲れていて
何を話してたのかは覚えていません。
後から医師に教えていただいたのですが、
赤ちゃんの心拍が下がって危ないから
帝王切開したけど、
へその緒が首に巻きついていて
あのままだと危なかった、だそうです。
出産は命がけであることや、
無事に産まれてきてくれたことの
ありがたさを噛み締めました。