三日目が最終日です。

阿蘇のペンションでは朝食を頼んでおらず、7時には出発。
最初の目的地は、阿蘇の観光名所「仙酔峡」です。


登山口にはかなり広い駐車場がありました。
その端にはコンクリートブロックでできた待避所が。噴石から身を守る場所のようです。


噴火のリスクがあることが表示されています。
日本は火山国。富士山が噴火したら我がセカンドハウスは・・・そこは最初から腹をくくっております。


しかし山々の景色は、登山経験の乏しい私でも登りたくなるほど素晴らしい景観です。
5月にはミヤマキリシマが山肌をピンク色に染まるそうです。

東へ東へと1時間ほど移動し、次は日本の滝百選にも選ばれている「原尻の滝」
つり橋から眺めたり、滝のすぐ上から見下ろすことができます。

 
9万年前、阿蘇の大火砕流がここまで押し寄せて固まったできたそうです。
阿蘇から移動してきた距離を考えると、噴火が壮絶な規模だったことが分かります。
このあと、もっとマイナーな山間にある「蝙蝠の滝」も見ました。

さらに東へと向かい、海沿いまで。
大分の友人のおすすめで県内屈指の人気店「塩湯」で名物の海鮮丼をいただきました。
海岸に面した温泉兼飲食店です。


開店前に店に着いたのですが、その時点ですでに14組待ち。。。
結局2時間弱待ちましたが、大迫力の海鮮丼が。

鯵、真鯛?鰆?に加えて海老の黄金焼き、うちわ海老、ヒオウギ貝も。

おそらく近くの漁港で上がったものかと。
食べ進んでもごはんが出てきません。
これで税別1,200円って。

新鮮な海の幸は堪能しましたが、ここで時間を取られたのでもう観光の時間はありませんでした。
海岸沿いを北上して国東半島の大分空港でお別れ。

帰りの飛行機は往きほど司会はよくありませんでしたが、

浦安にある夢と魔法とネズミの王国が見下ろせました。

九州には何度か来ていますが、福岡~長崎あたりがメインで、大分や熊本をじっくり回ったのは初めてでした。
観光地が狭いエリアにまとまっている長崎と違って、移動には思ったより時間がかかりました。
地形が独特で、特に阿蘇周辺は雄大ですね。


宿の人や店の人とも雑談ができて人情味というか、人と人の距離の近さを感じました。
都会は人はやたら密集していますが、心の距離感は遠いですからね。