SURF&SNOW IN NAEBA 2024 Vol.44は、2月5日から19日まで全8公演。真ん中の2月10日に参戦してきました。



昨年のVol.43は、デビュー50周年YEARということで、怒涛の41曲メドレーもあってまさに神回。

それと比較してしまうと地味ではありましたが、いつもの苗場らしく客席と一体感のあるライブでした。

昨年まではフェイスシールド着用で、客席の間隔も通常より広くとられていました。それはそれでゆったりで良かったけれど、密になって平常に戻れたことを実感します。



21時ちょうどに開演。

オープニングは、ドローン16機編隊による光の演出から。

惑星のオブジェとAIによる映像がバックに流れます。



デビュー50周年記念の全国ツアーTHE JOURNEYは、70年代と80年代の曲が67%を占めていたのに対し、今回のSURF&SNOWは32%と少なめ(同行の友人調べ)。

自分がアルバムを買っていない2010年代の曲が多めでした。

知らない曲だとノリにくいものですが、今回はそうでもなかったので選曲や演奏が良かったのかと。

尖った遠山哲朗のギターソロよりも小林香織のサックスソロが前面に出ていた印象。コーラスやフルートでも活躍する多才なミュージシャンです。

他のコーラスメンバーもギターやパーカッションを兼務しバンドメンバーの多能工化?が進んでいます。


前編、リクエストコーナー、後編、アンコール、ダブルアンコールという基本構成は不動。

やはりリクエストコーナー(挙手)でのファンとの掛け合いは面白いです。早川さん…いや古川さん(ユーミンが途中何度も名前を間違えた)のトークは爆笑でした。話が面白そうな人を指名するのもユーミンの才能か。


声の衰えが(かなり前から)指摘されるユーミンですが、キーを下げたりとか対処法が進化しているのか、はたまた自分の耳が慣れたのか、ほとんど気にならなくなりました。



今回の反省点は、直前の豪華ディナーで満腹+ワインを飲んだこと。飲みすぎたわけでもないのですが貧血のような症状が出て、前半しんどかった。やはりライブは体調万全で臨まなくては。


ラストの雪だよりの余韻に浸りながらホテルの部屋に戻ると、窓の外は(後編ラストの)ブリザードでした。



最後にセットリストを紹介します。


<前編>

無限の中の一度

星になったふたり

時をかける少女

I Love You

月までひとっ飛び

Smile for me

<リクエストコーナー>

月夜のロケット花火

まぶしい草野球

タワー・サイド・メモリー

<後編>

ノーサイド

ピカデリー・サーカス

Babies are popstars

Mysterious Flower

宇宙図書館

砂の惑星

輪舞曲(ロンド)

ベルベット・イースター

July

時空のダンス

天国のドア

BLIZZARD

<アンコール>

破れた恋の繕し方教えます

真夏の夜の夢

<ダブルアンコール>

雪だより