こんにちは、さらみです 。
このブログは、産後太りで自信を失った私が自分の身体と向き合い、自分を好きになるまでのお話です。(平たく言うとダイエット記録です)
⬆前回、重い身体で激しい運動をして、あえなく撃沈したワタクシ(´;ω;`)
まずは自分の身体の状態を知ろうと、自らが学んだ薬膳スクールの先生の元へ。
寝不足、運動不足、暴飲暴食の三拍子揃った自分の身体に、今何が起こっているのかを一緒に探っていただきました。(今日はちょっと長いです。)
【私が抱えている不調】
・身体がだるい
・疲れやすい
・浮腫み
・空腹でなくてもつい食べ物に手が出る
・冷たいものを飲食したがる
・お腹や腰に触ると冷たい
・手足や顔が火照る
・肌荒れと痒み
・寝つきが悪い
・寝汗をかく
・よく夢を見て夜中に目が覚める
・髪の毛のパサつき、抜け毛、切れ毛
・生理不順
不調のオンパレード!
熱症状と冷えの症状が両方出てるのも気になる…。
そして、中医学では問診に加えて舌を診て身体の状態を知る舌診という診察方法があります。(ちょっぴり閲覧注意?)
2018年9月撮影。ボテっと浮腫んだ舌の真ん中は苔でベッタリ…なのに、舌の先は苔が剥がれて赤くなっていますね。
中医学では、舌の先・真中・側面・奥はそれぞれ、五臓と対応していると考えられています。
舌の先は心・肺の状態を表し、苔が剥がれ赤くなっている状態は、潤い不足から来る熱(虚熱)を表しています。(睡眠障害・皮膚の症状・手足の火照り等)
舌の真ん中は脾(消化器官)の状態を表し、ベッタリと苔がついている状態は、湿(余分なものが溜まって代謝の妨げとなっている)が溜まっている状態。
また、舌の浮腫は気虚(気が不足)しており、新陳代謝や水分代謝が低下している状態。
不調の原因は、気陰両虚。つまり、気も潤いも不足しているので身体の巡りが悪くなり、それが自律神経の失調や肥満に繋がっていたわけです。
余分な物が溜まって太るのは分かるけど…
虚弱でも太るってどういうこと!
虚弱体質から自律神経が乱れ、熱症状と冷え症状が同居しているんですが、当時感じていた症状としては熱症状の方が辛かったです。
(皮膚症状・火照り・睡眠障害・食欲異常etc...)
不調の根本的な原因を改善するのが中医学の基本ではありますが、急性の激しい症状がある場合、そちらを先に優先させる場合もあります。まずは熱症状の改善を図ることに。
生薬や方剤など色々試した結果、私に一番合っていたのは…
小豆でした!!
和菓子食べまくったわけではないですよ:( ;´꒳`;)
小豆は身体(特に心)の余分な水分を流し、熱や毒を取り除く作用があります。ただ、寒涼性でなく平性なので身体を冷やしすぎません。また、できものや痒みを伴う湿疹の治療にも向いています。
私の抱えている不調にドンピシャだったわけです。
更に、不調の根本原因である気陰両虚証の治療として、イスクラの天王補心丹 と
麦味参顆粒 を継続的に服用。
小豆&漢方生活を続けた私のおよそ半年後の舌がこちら。
余分な毒素や水分が抜けました。
(実際、ここまで減量した功績は小豆茶だけのものではないのですが、それはまた次回以降のお話…)
※このお話は、小豆めっちゃいいよ!みんな、小豆摂ろうぜ!!という趣旨のものではありません!!
その人に何が適しているのかは、しっかりとした診断と弁証、そしてトライアンドエラーによって初めて分かるものなのです:( ;´꒳`;)
浮腫みに効果が期待できる(利水効果のある)お茶をいくつか例にあげますと…
玄米、ハトムギ、小豆、黒豆、とうもろこしの髭、ココア、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、ハイビスカス、プーアール茶、緑茶、ローズヒップetc...
お茶だけでもいっぱいあります。それぞれ帰経や利水以外の効果が異なりますので、どれが合うかは本当に人それぞれです!
・小豆は効かなかったけど黒豆は効いたよ!って人
・小豆も黒豆もダメだったけど、ハトムギがテキ面!って人
・そもそも浮腫みが問題じゃなかったから何も効かないって人
…本当に色々なんです。
一つの食材を祀りあげて「痩せる!」とは、私は言いません(^_^;)悪しからず。
めでたしめでたし!!
じゃないよ!!
これはゴールではなく、むしろスタートライン。
確かに、身体は軽くなったし、不調も改善されつつありました。
ただ、不要な水分と毒素が抜けただけで、体脂肪率はほぼ落ちてないんです!!(当時およそ30%)
軽肥満が隠れ肥満になっただけに過ぎない…。
というわけで、俺たちのダイエットはこれからだ!
と、その前に、次回以降は半年で8kgの減量に至った別の要素についてお話します。