畑がちょっと陥没したよ。
昨日、今日と晴れが続いています。
畑を耕運しようとしたら、
耕運機のバッテリーが上がっていて出来ず、
管理機もエンジンがかからず断念。
そして、数日前から畑に2メートル弱の穴が(ノ゚ο゚)ノ
日々大きくなっているような気がして、
どうしようと考えていたら、シューと音がしていたので、
畑の灌水用のパイプが水漏れが原因と判明。
水を管理している土地改良区に連絡して直してもらえることになりました(ちぃはそうだと思っっていたと後から言ってたよ)。
なんだか思う通りに進みませんが、
そんな時は慌てないで、他のことをしたほうが良さそうです。
とりあえず、バッテリーを注文したよ。
炭素循環農法の概要
自然が生き物(“いのち”)を生かす仕組みを理解し、農耕地に於ける炭素循環を人為的に効率化。
「炭素循環量」を森林並か、それ以上にすることによる無施肥・無施水・無防除の自然農法です。
慣行農法や有機農法の全ての障害は施肥にあることを明らかにし、植物が土壌微生物との共生関係を保ちながら進化した環境、即ち「微生物の作り出す養分バランス」を土壌中に再現し保つことにより、作物にとって過不足のない養分供給を可能にします。
バランスは人が「とる」ものではなく、「とれる」もの(自然に均衡するもの)なのです。
環境汚染の原因にもなる化学肥料、堆肥(ボカシ)も無用。
逆に過剰施肥による汚染地を積極的に浄化。
無施肥であっても慣行農法以上の収量が得られます。
障害は施肥にある:
無施肥は、日々の利益での日当支給制。施肥は、働く前に1年+30%上積みの給料支給制や、発注前に工事費などを130%払うのと同じ。たとえ数回の分割払いでも前払い。過剰支払いに変わりない。何が起こるか考えるまでもない。
慣行農法以上の収量:
現時点では、植物体そのもの(野菜類やサトウキビなど)を利用するものは慣行の2~3倍。種実を利用するもの(穀類、果樹、果菜など)は1.5倍以上としか分かっていない。
自然農法や有機農法は難しいと言われますが、それは仕組み(理論)を知らないからです。
慣行と自然農法の実際面での相違は、施肥と防除の有無。
自然農法が成立する基因は、土の「清浄度=生物化度」と「肥沃度=進化度」の二大要因。
施肥農法では施肥量が増すほど清浄度が落ち(土壌バイオマスが減り)、バクテリアが主になり、二つの指標は相反。
無施肥なら相反しません。
方法は、いたって簡単。土壌中での有機物の分解は、C/N比40(炭素比=炭素量/窒素量)を境に、以下なら最も下等なバクテリア(真正細菌)、以上なら土壌微生物中では最も進化の上位にいる糸状菌(菌類)が主に分解を行うという特性を応用します。主に分解を行う
分子生物学的分類では生物を三つのドメインに分類している。真正細菌(大腸菌、放線菌、藍藻などの所謂バクテリア)、古細菌(好熱菌、好塩菌、メタン菌など)、真核生物(菌類、動・植物など)。主に細菌類による腐敗分解の結果生成される成分(メタン、水素、硫化水素、アンモニアなど、原初の地球環境中に充満していた)を利用するのが古細菌群。土壌環境次第で主役が入れ替わるため全て(3ドメイン)が必要。
自然と同じようにC/N比40以上の、難分解性・高炭素有機物(生の雑草・作物残滓・緑肥作物や、C/N比調整・醗酵処理=キノコ培地化した木材チップ等)を土壌中に入れるだけ(耕起・混ぜ込み=炭素循環の効率化)。
自然林野では落ち葉や朽木(C/N比40以上)を菌類が最初に分解し、細菌類は二次・三次分解者です。
自然林野での分解過程の再現。
高C/N比有機物は土壌中の糸状菌が一旦ガードしてから、ゆっくり発酵分解する(食べる)ため、急激な腐敗分解による窒素吸収阻害物質の生成・吸収活性低下(窒素飢餓)現象や、生の有機物による障害は起きません。
炭素の供給量に応じ微生物相は豊かに、バイオマスは増大。
豊かな微生物相が有機物の処理能力を更に高め、微生物から供給される養分だけで、施肥栽培以上の生育に必要な養分供給が可能になります。
もう、お気付きでしょう。従来より土壌改良と呼ばれている、よく知られた技術です。
化学肥料が登場する以前には、極当たり前に行われていた、里山の刈り柴を入れる技術と何ら変わりありません。
違いは、自然の理(仕組み)を熟知して、マイナス現象を発現させないか否かだけです。
糸状菌(菌類)は動物(植物・動物の二大分類)の仲間。
植物により一旦、生かされた有機物を餌として与え「飼う」のです。
堆肥化せず生で与えると従来の堆肥を使う農法の1/3~1/10程度の有機物資材で足り(基本はその圃場内で生産)、省力・省エネです。
堆肥化や化学肥料を止めれば、二酸化炭素の排出量を大幅に削減できます。
堆肥化に伴う放出分は二酸化炭素総排出量(日本)の約3.5%。放出分をバイオ燃料化すれば倍の7%。これに、工業的窒素固定(世界の全エネルギー消費の約2%)。
更に環境浄化、修復・保全に関わるエネルギー損失(耕作自体が環境保全)なども考えれば、二酸化炭素総排出量の10%前後?の削減は可能と推定されます(温暖化と二酸化炭素排出との因果関係には疑問もあるが)。
微生物は使える炭素(有機物)がある限り、遊離(無機化)し垂れ流し状態の、過剰な肥効成分(無機状態の窒素や燐など=使われていない)がなくなるまで増え続け、土壌を丸ごと醗酵、清浄化します。
作物に必要な成分を生きた状態に(有機化=生物化)しておけば、たとえ必要量以上あっても(実際の全窒素は慣行の半分以下)、土自体には植物が直ちに使える肥効成分がないため、硝酸の過剰吸収や有機物の腐敗が起きません。
実測値は施肥栽培における無機態窒素適濃度の1/40~1/180 。これは痩せた土手土と同程度(0.1~0.2mg/100g)の硝酸濃度です。この数倍以上だと虫に食われます。
更に、生きている養分(微生物、雑草等)は流出するどころか、大気中から常時、炭素や窒素を新たに固定。
循環量が増え外部から一切資材を持ち込まなくても施肥栽培以上に作物は育ち(実際例は1.5~3倍)、施肥による諸問題(有機物資源や化石資源の浪費、環境汚染・破壊、連作障害、作物の質の低下など)も起きません。
たとえ持ち込んでも、作物の窒素吸収量の1/10~1/3程度。つまり、作物が使う窒素は土壌中に常在していません。
他の無機成分(可吸態・不可吸態)も微生物が一旦取り込み(有機化=生物化)、土壌の清浄度と肥沃度(養分供給力)を保ち、バランスを整えてから作物に供給します。
植物に必要な成分は、微生物が使え(食べられ)さえすればよいのであって、植物にとって可吸態である必要はない(あってはならない)のです。
病虫害や連作障害等は、土壌中の有機成分の腐敗・分解の結果、産生された腐敗物質や無機化した窒素(アンモニア態+硝酸態)、肥料として投入された無機態窒素が直接の原因。
間接的には、腐敗による土壌の物理性の劣悪化(団粒構造の崩壊→緻密化→腐敗硬盤層形成等)や、それに伴う生物性、化学性の悪化等です(硬盤=耕盤=時には鋤床とも)。
生物性、化学性が良ければ機械的な踏み圧や降雨では土は硬化もしないし、すぐ戻ります。
有害成分の発生や、無機成分による養分バランスの崩れがなく、健康に育った作物は、虫や菌の活躍の場ではないため寄り付かず、無防除が可能。
そして、過剰な硝酸や腐敗物質を吸収しない作物は、味も日持ちも良く(菌が食わない)、人畜の健康に良い、本来の人の食物となります(炭素循環農法の野菜の硝酸イオン濃度)。
炭素循環を円滑に行えば、土壌は団粒化し、通気性、通水・保水性は改善。
農耕地となる以前の森林・原野が持っていた以上の、環境浄化力・保全力を取り戻すと同時に、安全で美味しい農産物の生産が可能になり、生産性も大幅に増加します。
