5/5

この日も朝おきて、まずはバイキング。中華料理に少々飽きてきて、普通のパンやスクランブルエッグや、カリッと焼いたベーコンがうれしい。

この日はとてもお天気がよく観光日和。

Pさん夫婦が車であちこち案内してくれた。

「東銭湖」

駐車場に車を止めて湖の真ん中をわたる長ーい橋を散歩。

橋を渡った先に、観音様(?)やお寺があって、お参りしたり、iphoneで景色を撮影したり。

沢山の中国の人たちも観光に来ていたが、小さい孫1人に対して、おじいちゃんおばあちゃんが2組っていう5人グループがあって、

ひょっとしたら、少子化政策で、それぞれの一人娘と一人息子が結婚して、孫も一人っきりなのかなぁ、ってチラッと思った。

(ちなみにTさんに聞いたところによると、中国は今年から、両親のどちらかが一人っ子の場合は、子供を2人産んでもいい、という事になったらしい)

同じ橋を戻ってきて、さてそろそろお昼か、なんて思ってるとこに、一人元気のいいおばちゃんが近寄ってきて、自分がやっている食堂をものすごくすすめてくる。

「水上レストランは値段が高い。私の店は安くてもっとおいしい」と言っているらしく、どんどん先導して歩いていく。

そしてついたところは、相当汚い!!(失礼!)

洗濯ものは目の前に干してあるし、厨房も、いや、テーブルからなにから、とにかく古くて粗末で汚い。

見た目で即NGだが、衛生面でもかなりやばそうなので、さっきの水上レストランの方に戻る。

沢山の食材があって、Pさん夫婦に適当に選んでもらって食べる。

ここで、初めて食べたのは「たにし」のような貝が煮てある料理

(これは私が撮った写真じゃないです。参考までにどっかから借りました)

この写真からエビをなくした感じのやつ。

このタニシみたいなやつを、チューチュー吸いながらだし汁と一緒に貝の中身を食べる。

Pさん達は吸い方が上手でどんどん食べていくが、私はどんなに頑張って吸っても中身が出てこない。

仕方なしに、つまようじでひっかけて中身を出して食べる。

味は結構おいしかった。

食事のあとは、Pさんの叔母さんがやっている会社にお邪魔して、少し仕事の話をし、そのあとはホテルに送ってもらって小休止。

夕方、今度はPさん夫婦の愛娘「ニューニューちゃん」(3才)も一緒に迎えにきてくれた。

最初は少し恥ずかしそうにしていたが慣れてきたら、ほんとに無邪気にくっついてくる。

中国語でいっぱい話しかけてくる。

この日はPさん一家と一緒に食事。「火鍋」を御馳走になった。

これは前に中国に行ったとき食べてすごくおいしかったので、ぜひ今回も食べてみたかったもの。

2種類のスープで、肉、さかな、野菜、とにかくいろんなものをいれて食べる。

つけだれも種類があり、薬味もめちゃめちゃたくさんあって、さすが中国って感じ。

右側のスープは、食べているうちどんどん辛くなってきて、「あ~辛!ちょー辛い!」ってずっと言ってたので、ニューニューちゃんが「カラ!カラ!」て言葉を覚えてしまったほど。

なんかすごいビール。

お店の人にもらった仮面をつけているニューニューちゃん。

食事のあとは、散歩がてら「天一広場」へ連れていってもらった。

沢山の店があって、若者の街といった感じ。

夜景もすごくきれいだった。

 

ここで、久しぶりに両親そろってのお出かけにうれしくて仕方ないニューニューちゃんが、

トラかなんかの真似をしていて、テンションあがりきってマジでショウちゃんのお尻にかみつくという事件が...。

大笑いしながら、どこの国の子供も同じだなぁって思った。

ホテルまで送ってもらい、ニューニューちゃんともお別れ。

今度いつ会えるのかなぁ。こんな無邪気なニューニューちゃんを見るのはこれで最後だろうなぁって、ちょっとさみしくなった。

ホテルに帰って、中国ラストナイトってことで「もう一件いきますか!」とホテルのバーへ。

「なんか、ほんとあっという間だったねー」と語りあいながら、お互い一杯ずつ飲んでお開き。

部屋に帰って爆睡でした。