昨日は小学校6年2組のクラス会だった。

この歳での、しかも何十年もたってるクラス会は、女子にとってはかなりハードルが高い。歳を重ね、老けてるに決まっているのだが、少しでも若く見られたいのが女心。

何を着ていくか。あんまり若づくりでは『痛い』と言われるしね。

そして、いつもよりは念入りにメイク。

といっても、テクを持ち合わせてない私は、アラフォー雑誌で得た知識をちょこちょこと盛り込み、(遠目にみたら)なんとかオッケーの顔が完成。

そしてドキドキしながら会場到着。

うわー!みんなそれなりに年取ってるけど、『変わらんねー!』と挨拶を交わす。

何十年かぶりの会にしては人数もまぁまぁ集まり、和気あいあい、飲んでしゃべって楽しく過ごした。

話題も、子供のこと、旦那のこと、親の介護のこと、健康のこと。 

でも、やっぱりいちばん盛り上がったのは、小学校時代の思い出話。うろ覚えだった事がみんなでしゃべってるうちに、どんどんクリアになっていくのが楽しい。

恩師のH先生が「6年2組のうた」歌おう!とおっしゃった。

「6年2組のうた」とは、学習発表会の合唱の時に私たちが自分たちで作詞作曲した歌だ。しかし、さすがにみんな、なんとなくしか覚えてなくて、誰も歌い出せない。

が!なんと私は、この歌はしっかり覚えていた。

なぜか?

 なんと1番の歌詞は、私が作詞したものだったのだ。

今見ると相当恥ずかしい、拙いものだが、当時、引っ込み思案でおとなしかった私にとって(これホント!)、自分が考えた歌詞が1番に決まった時は、本当に嬉しくて、自分に少し自信が持てるようになった。

そんな「6年2組のうた」だから忘れるはずがない。

そのことをみんなに伝えて、「下手なんだけど歌うね」と私がマイクをもって1番を歌い始めると、みんなが一緒に歌ってくれた。みんなの歌う顔が小学6年生になっていた。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、また来年、絶対集まろうね、と約束して解散した。

 

「6年2組のうた」

我らのクラス  6年2組 

いつもいつもノッている

先生が笑う  みんなが笑う

みんなが笑う  先生が笑う

でも  あんまりノリすぎて  

時にはゲンコツ飛んでくる

それでまた立ち直る

くじけずに頑張り進もうよ!

ああ   我らが  6年2組