このブログにログインするのが本当にたびたびになってしまった。
小学校からずっと野球を続けてきたケンが、高校で硬式野球部に入って、土日休みなく部活に明け暮れ、たくさんの練習試合、公式戦を経験し、そして今、「最後の夏」を迎えている。
ブログネタには全く困らないほど、いろいろな出来事がありいろんな経験をしたのだが、それを落ち着いてUPする余裕がなく、今思うとすごくもったいない事してた気がする。
何年かあとにこの時期全くUPしてないこのブログを見ると、「あぁ、あの頃、ケンが高校野球やってたんだなぁ」って思い出すと思う。
ケンが野球部にはいり、1年半たち、先輩が引退し、ケン達が最高学年となり、ショウちゃんが「父母会長」となり私が「母代」となった。
野球がらみだけじゃなく、地域の班長となったり、高校の同窓会の代表幹事になったり、仕事の方も年々忙しくなり、あと、私自身の入院手術、隣の火事の火が燃え移った我が家の修繕、等、本当にいろんなことが一気に増え、目が回るような忙しさだった。家族にもいろいろ迷惑をかけた。
忙しかったけど、野球部父母会は楽しかった。毎週土日ほとんど学校に出かけ、グランドで子供たちを眺め応援し、母達としゃべり、お茶当番やったり、遠征について行ったり、様々な行事をあーでもないこーでもないと話し合いながらすすめてきた。飲み会もたくさんした。
高校生の部活にここまでかかわることは、他の部活ではあんまりないだろうなー。はたから見れば、野球部の親はものすごく大変そうだなぁって思ってるんだろうなぁ。
部員数67人、父母会員は130人を越える。そんな大勢の人たちをまとめる大役が、ちゃんとできてたとは思わないが、私達なりにがんばってきた。
もっと余裕をもっていろいろ取り組めたら、いろいろスムーズにやれたんだろうと反省することもたくさんある。
それでも、今、たくさんの気の置けない仲間ができ、ともに過ごしたたくさんの時間と思い出があり、よかったなぁと思う。
きっと、「夏大」が終わる時には、この仲間たちと一緒に思いっきり泣く事ができるんだろう。
「野球少年ケン」の今は第94回全国高校野球選手権大会の地方大会の第1回戦を6-0で快勝し、次の日曜日の2回戦にむけて練習に励んでいる。
この大会、最後の「夏大」でケンは背番号「3」をもらってきた。
ケンの実力が「3」番に見合うのかどうか私にはわからないが、この大切な大会でケンに「3」をゆだねるしっかりとした意味、ケンに期待された役割が、監督の中にあるんだろうと思う。
ベンチ入りできなかった4人の3年生の涙の分も、ケン達は思いをこめて戦うんだろう。
ケンが野球部にはいったばかりのころ、ケンの目標は
「チームがピンチになり、マウンドに集まり、うつむき不安そうな顔をしているとき、監督からの伝令を伝えにマウンドに走り、何か一言面白いことを言って、みんなをワッと笑わせ、みんなの気持ちを明るくさせ、試合の流れを変える」という事だった。
そんなケンが一桁の背番号をもらい(スタメンとは限らないが・・)夏大のグランドでプレイできること、
そんなケンをスタンドから声をからして応援できること。
なんて幸せなことだろうと思う。
父母会に深くかかわり、みんなで応援してきて本当によかったと思う。
あと何試合できるのか、あと何試合応援できるのか、考えると本当にさびしくなってくるが、
同じ思いの仲間がたくさんいる。
あと少し、全力で応援しようと思う。
それで、全部終わったちゃったら、またみんなでご飯食べながらいっぱいしゃべろうぜ!!
