1ヶ月ほど前、F駅の駐輪場においてあったアヤの自転車がなくなった。
ひょっとして盗難?と思ったが、しばらくしたら出てくるかもと、のんきにかまえていた。(前にも盗難にあったのだが、近所から発見された経験あり)

先日、駅前派出所から電話があって、
「アヤさんの名前の書いてある自転車って盗難されましたか?」

「は、はいっ!F駅の駐輪場でなくなりました」

「実は、T駅の近くにとめてあるんですが、違う名前に書き直してあるんです。

「どうして、うちの自転車だってわかったんですか?」

「車体番号を調べたら、防犯登録してあったのでわかりました。どなたかに譲られたことはありませんか?

「いえ、なくなったんで探してたところです」

「わかりました。もうちょっと調査して連絡差し上げます」

そして、2.3日たってまた電話が・・。

「例の自転車ですが、現在乗っている人に確認したところ、ゴミ捨て場で拾ったということです。その方は、拾って、ライトも付け替えて、名前も書き換えて乗ってたようですが、事情を話して自転車を引き取りましたのでとりに来て下さい」

「わかりました。ありがとうございます。」

そして、T警察署に行くと、電話で話したおまわりさんが、奥から自転車をひいてもってきてくれた。

「これで間違いないですね」

そうはいわれても、鍵も、ライトも、反射板も、防犯登録のシールも、S中時代の自転車通学許可シールもなんにもない。名前もきれいに消されていて、丸裸にされてる感じ。自転車の「いや~~~ん」って声が聞こえてきそうな感じ。

そういう経過で、アヤの自転車は1ヶ月ぶりに我が家に帰ってきた。さっそく、ショウちゃんが、ライトと、チェーンの鍵をあたらしくとりつけ、名前もつけた。

自転車が無かった間、アヤは我が家の予備の自転車を使っていたのだが、その自転車は私が近くのコンビニに行くときによく使っていたので、無いのもやっぱり不便だったので、見つかってほんと良かったなぁと思う。

それにしても、電話でおまわりさんと話してたとき、「自転車、かなり古く汚れた感じですか?」ってきかれて「まぁ、新しくはないですけど」って答えたんだけど、帰ってきた自転車は、古いけど、汚れてはいなかった。お巡りさんが掃除しといてくれたのかなぁ。ありがとうございました!!(ちなみに、ライトは拾って乗っていた人が自分で買ってとりつけたんだからと、とりはずして持って帰ったそうです)