前から気になってた「しゃべれども、しゃべれども」をやっと見ることができた。当然DVDで「おうちシネマ」だけど。

見終わって、清々しい気分になった。
「このままじゃダメなんだ」って自分でわかってて、何とかしなくちゃって思ってる4人の男女大人子供。その4人が「落語」を通じて一つ自分のからを破り、もうちょっと広い世界に向かって動き始める。
ありがちな話といえばそれまでだが、東京下町の景色、寄席での落語のシーン、粋な江戸言葉。そんな世界で展開する物語は、淡々としているようで、いい感じにテンポがあって、見ていて楽しかった。
国分君はすごく役とあってて、しかも、相当落語勉強したみたいで、落語のシーンでは、物語とは別に、落語自体のおもしろさにはまって、本当に寄席で見てる感覚だった。
伊東四朗はやっぱさすがだった。落語の師匠の役なんだけど、ほんと一切わざとらしさがなく、落語もうまかった。

ラストに流れるゆずの歌もいい。

なんか「落語」って面白そう!
「火焔太鼓」「まんじゅうこわい」DVD借りて見てみようかなぁ。