中国旅行の様子をUPするのに、だらだらと時間がかかってしまい、気がついたら2月も半ば過ぎ。その間色々あったんだけどなかなかUPできずにきてしまった。
で、ちょっと振り返ってみますが、まずはやっぱりSクラブ卒団式。

1月6日 Sクラブ卒団式が行われた。
ケンは去年卒団しているので、Sクラブに子供が所属していないしコーチでもなんでもない私は、本来参加できる立場じゃないんだけど、カメラマンとして参加させてもらった。
今年もやっぱり涙がでそうな場面が何度かあった。自分の子供が卒団するわけじゃないけど、ケン達と一緒に試合に出て一緒に闘ってくれた6年生なので、特に作文を読むところは感激してしまう。「ほんと、よくがんばったね」と声をかけたくなる。
卒団生のお母さん達の泣き顔を見ると、またまたジーンとくる。
恒例のビンゴ大会はおおいに盛り上がり、小さい低学年の子供達もすごく楽しそうだ。
送る側の5年生のお母さんやその下の学年のお母さん達は、準備や当日の進行、と、本当に一生懸命やってくれていた。ほんとうにお疲れ様でした。

そして今年も、ショウちゃんとAコーチの「ポリス」のライブとなった。
卒団ライブは数ヶ月前に5年生のお母さんからオファーをもらっていて、ポリスの二人は年末からちょこちょこ練習していた。
最初Aコーチは、ゆずの「栄光の架橋」を歌うといっていたが、この歌は歌詞がすばらしすぎて、もうどうにもいじりようがなくSクラブバージョンにはできないし、ギターテクの方も追いつかないだろうということで、却下。
今回の歌はコブクロの「永遠にともに」になった。藤原紀香と陣内の結婚披露宴で陣内がピアノをひきながら歌った歌だ。
 練習時間が少なくて、つっかえたりはずしたりってとこもあったけど(当然涙で声が出ないシーンもあり)、歌詞カードを配って、みんなも一緒に歌ってもらったし、他のコーチ達も盛り上げてくれたので、みんなの気持ちがつまった暖かいステージになった。

今回みんなに配った歌詞カードの表紙はこれ↓



(こういうどうでもいいとこに凝って、時間を無駄に使ってしまうのが、私のいけないとこです。)

で、歌詞はこんな感じ。



結構歌いにくい替え歌になって、ポリスは大変だっただろうなぁ。


そして、今年も卒団アルバムを制作し、卒団記念品として卒団生にうけとってもらった。
5年生のお母さんがわざわざ頼みに来てくれたんだけど、正直、去年ケンが卒団した時点で、二度と卒団アルバムを作る事はないだろうと思っていたので、写真もあんまり沢山撮ってなくて「無理かもしれないなぁ」と思っていた。ところが、5年生の父兄Kさん夫妻がまめに写真を撮っていてくれて、CDに焼いて渡してくれたのを見てみると、ほんと、すごくいい写真が沢山ある。野球やってるとこだけじゃなく、おにぎり食べてるところや、ふざけてるところ、子供達のいい表情がたくさんある。それを見たらむらむらと制作意欲がわき、また作ってみたいって気になった。(年末バタバタとしていたのはこのためです)
毎年のパターンはだいたい決まっているので、大事なのはどの写真をどこに持ってくるか。そして毎年一番前にもってくる詩のページ。
今回、この詩は5年生母にお願いした。私が考えた詩をそのままのせると、私の自己満足で作った、ただの「少年野球の写真集」になってしまう気がして、送ってくれる側のお母さん達の気持ちがこもった「卒団記念アルバム」にしたかったって事もある。そしてなにより、みんなSクラブに一生懸命な母達なので、きっと子供達への想いにあふれたあたたかい詩を考えてくれるって思ったから。
その詩に私なりに子供達の写真をアレンジしてできたページがこれ



詩は4人のお母さん達がそれぞれ考えてきたものをうまくくっつけて一つの詩に仕上げてくれたらしい。なるほど、ちゃんと子供達を見てないと、応援してないと、書けない詩だなぁ。
写真は全部後ろ向き。背番号が主役。なんとなくこの感じがいいと思った。

卒団生7人それぞれのグランドで頑張ってるシーンの写真は例年通り一人につきA4、2枚分。今年も、どの写真をいれるか本当に迷った。Kさんの撮ってくれた写真を中心に選び、私が撮った物とあわせて、なんとか7人分14ページ完成。卒団生のお父さんお母さんも喜んでくれるかな?

毎年恒例の「夕焼け」の写真。(私が勝手に恒例にしてます?)



そして最後、裏表紙に、私からの、いや、Sクラブを応援してるみんなからのメッセージのつもりで、いれた写真。



「がんばれ!」って言葉、子供達がどんな風に受け止めるかはわからない。プレッシャーに感じるか、おしつけがましくて「うざい」って思うのか、それとも「よっしゃー!!がんばるぞ!!」って思うのか。
でも、この写真の場面、今まさにグランドに飛び出していこうとしているところ。この場面を見て、思わず口から出てくる言葉は、やっぱり
「がんばれ!」
だと思った。
他のお母さん達、コーチ達もそうじゃないかと思った。

7人の卒団生は、Sクラブを卒団し、もう少しすると小学校も卒業し、それぞれいろいろな環境に身を置くことになると思う。慣れないとこで、知らない子も沢山いる中で、新しいことたくさん経験しなくちゃならない。すんなり入り込めなくて考え込んだり落ち込んだりする事があるかもしれない。そんなとき、なにを始めるにしても、グランドに駆け出すこの写真のように、とにかくまず、勢いつけてどーんと飛び込んでいって欲しいなぁと思う。エラーもあれば、ファインプレイもあるだろうし、空振りもホームランもあるだろう。ものすごく沢山守備練習してても、ボールがイレギュラーしてとんでもない方に行っちゃう事もある。思うとおりにいかないことの方が多いだろうけど、なにもせずに、ベンチでみているより、絶対楽しいと思う。

卒団生のみんな、とにかくベンチから飛び出していって、いろいろなんでもやってみよう!お父さんもお母さんもコーチ達も、みんなの背中に向かって「がんばれ!」って叫んで、ずっと応援しててくれるから。

卒団おめでとう!!