今、ちょっと個人的に頑張ってる作業があって(このブログ前から見ていて下さる方は「はは~ん・・今年もやってるの?」って思うかもしれませんが)ここのとこなかなか更新できていない。
でも、やっぱりこれはひとこと感動を伝えたいと思って・・。

皆さんご存じの通り、星野JAPANが、みごと北京オリンピックの切符を手にした。
フィリピン、韓国、台湾と全てテレビの前にいたが、やはり韓国戦、台湾戦はすごかった。(フィリピン戦は「お食事会」の最中だったし、まぁ多分勝つだろうなんて思ってて、あんまり集中していなかった。韓国戦は、途中、数十分夢の中に・・)

今回の日本の戦いっぷりの、いったいどこに感動したのか。
ヘッドスライディングあり、無理っぽいファールにつっこんでいく姿あり、スクイズあり。ピッチャー陣の投球も、めちゃめちゃ気合い入ってる。
日本の超一流のプレーヤー達が、闘っている大会なのに、まるで、高校野球を見ているような気持ちになった。
個人の記録なんて関係ない。チームのために闘う。「この仲間でオリンピックに出るんだ!」という気持ちがプレイにあふれている。
まさに「全員野球」を体現したすばらしい野球だった。
ガッツポーズが、「俺がやったんだ!」というアピールではなく、うれしくてうれしくて、「やったーー!!」って、ほんと自然にでている。

日頃、少年野球の試合を見る機会が多く、沢山の勝ちも負けも見ているが、純粋な子供達でさえ、あそこまで全力で、気持ちを一つにして闘っている姿はなかなか見られない。

キャプテン宮本の三塁へのスライディング。無死満塁からのサブローのスクイズ。新井のデッドボール(まさかのファールの判定)後の、執念のヒット。まだまだ沢山の気持ちの入ったプレイが思い出される。

もともとバラバラなチームにいた人達が、この短期間に、どうしてあんなに気持ちを一つにできたのか。それは星野監督の指導によるものなのか。日の丸を背負って闘うって事で、こうなるのか。
本当にそこのとこものすごく知りたい。

「このアジア予選での日本代表の試合を見て、野球というスポーツの面白味、醍醐味、その深さや不思議な魅力を改めて感じて味わってもらえていたら、もうなにもいうことはない」という星野監督の言葉どおり、野球少年達に本当に野球のおもしろさを、一つの目標に向かって気持ちを一つにして頑張ることのすばらしさ、そして結果が出たときの気持ちよさ、そういった事を、「これでもか」と見せてくれた星野JAPANの選手達、彼らは、本当に選び抜かれた「プロ」だと思った。

って、台湾の「陳 金鋒」の事を「金 陳鋒」って思いっきり叫んで、家族の失笑をかった私がいうのもなんですが・・

あーこれで、しばらくプロ野球中継ともお別れだぁ。
なんか寂しいなぁ・・。