今日やっと読み終わった。
リエがバスケ仲間からかりてきた「ファイブ」

私は、今まで、バスケにはあまり関わり合うことなく生きてきた。
当然、バスケのトッププレーヤー達の名前も顔も知らないし、ルールだってイマイチわかっていない(「あひるの空」を読んだ程度)。
そんな私が、この「ファイブ」を読んでみようと思ったのは、やっぱりリエがマネージャーながらもどっぷりバスケの魅力にとりつかれている様子を見ている事と、あと、私の周りに「バスケ命!」って人がそうとういるって事。
ケンが野球を始めてから、当然「野球命」って人は周りにたくさんいるのだが、ぐるっと周りをみまわしてみると、バスケ好きもそうとう多いって事にきがついて、バスケの何がそんなに面白いのか?って事に興味をもって、ちょっと読んでみようって気になったわけです。
読んでまず思ったのは、バスケは野球に比べて、それだけでご飯を食べて行くのはそうとう厳しいスポーツだっていうこと。
この「ファイブ」の主人公でもある佐古賢一、彼みたいなスーパープレーヤーでさえ、自分が所属する企業の経営が苦しくなれば、簡単にコートを追われてしまう。やっぱりアメリカの様に「プロバスケット」という道がひらけ、そうとうメジャーにならなければダメなんだろう。
リエは先日、この佐古が属する「アイシン」のバスケットチーム「アイシンシーホース」の試合を見に行ってきた。「ファイブ」によると、このシーホースはもともとあまり強くはないチームだったのだが、ヘッドコーチである鈴木貴美一が、事情があって他の企業でバスケができなくなった選手達をスカウトしアイシンにひっぱってきた。その選手は皆歳も若くはなく、とにかく体力が必要なバスケ選手としては、古株になってしまうようだ。でも、その経験と「バスケがやりたい」って情熱を半端じゃなく持ってる人達で、「アイシンシーホース」はどんどん強くなっていった。

やはり、生で試合を見ると、ほんとうにそのテクニックも気力も何もかもすばらしいらしい。

なんか私もバスケを見たくなってきた。

というわけで、この前の日曜日はT高校の体育館まで、リエがマネージャーをやってる高校の試合を見にいってきた。
この試合に勝てば県大会に出場できるってことで、みんなそうとう気合いがはいってる。リエも2.3日前から睡眠時間をけずって応援の旗を作っていた。

バスケットコートに浮かぶ「全員籠球」の文字、両端にはリエ達マネージャーまで含めたチームのメンバー全員の名前。試合会場に行くとその旗が、体育館の壁にかかげられ「さぁ、みんなで県大会行くよ!」とコートのみんなを応援していた。なんだかうれしくなった。
試合は優勢に進められていたが、後半立て続けにあいてチームにゴールされはらはらする場面もあった。最後10秒のカウントダウンのコールが仲間からあがり、見事、リエ達のIN高校が勝利をおさめた。
みんな本当にうれしそうだった。

少しぼかしてありますが、どうですみんなのこのうれしそうな顔!!

また、ちょっとだけバスケが面白くなってきた私。
でも、試合中には、まだまだこんな会話するレベルです。
 
ショウちゃん「おっ、『スリー』決まった!」
satoko   「『スリー』ってさぁ、あの半円の外からゴールすればいいの?」
ショウちゃん「うん」
satoko   「でさぁ『スリー』が決まると何点はいるの?」
ショウちゃん「・・・」



リエの友達がアイシンの人にもらったサイン
どれが誰やら・・。

なんてこといってるうちに、テレビでは日本シリーズ、中日vs日ハム!
中日9対1でめちゃめちゃ勝ってる!!
う~ん!まだまだやっぱ野球ファン!あ~~面白い!!