昨日今日と、ケンの通う中学では、新一年生対象の「オリエンテーション」が行われている。今年度は、二日間学校をはなれ、この地域にある大きな武道場「R館」で行われた。(泊まりではない)
その案内のプリントを見てみると、そのねらいとして
①3年間を見越した学年、学級の基礎をつくる。
②時間とルールを守り、望ましい集団行動を身につける。
③中学生活において、自己のなすべき目標をもつ。
④学習の仕方の基本を学ぶ。
の4項目が記してあった。
8時半学校出発(徒歩)、9時半R館着
我が家はちょうどその真ん中辺にある。ひょっとしたら、すぐそばを通って行くかもしれない。ちらちらと窓の外をみていたら、ざわざわとした声が聞こえ、ジャージ姿の集団が歩いてくる。
「やめたれー、ケンがかわいそうだでー」というショウちゃんの制止も聞かず、窓から身をのりだしてぶんぶん手を振る。
Sクラブの子や、顔見知りの子達が笑顔で手を振り返してくれる。
集団の後ろの方にケン発見。一段と大きく手を振る。
照れくさそうな顔で(うっとおしそうな顔?)で仕方なしにケンが手を振り返す。

R館到着後には、先生の自己紹介、中学の生活の流れの説明、集団行動の練習、校長先生のお話、校歌の練習、大縄飛び、と沢山の予定をこなす。
学校をはなれ、新入生だけで行うこのオリエンテーション。
どういう経緯でこういう形式をとったのかはわからないが、とてもいい試みだと思った。中学に入学し、沢山の不安を抱えている一年坊主。学校に慣れるよりも、まず先に、クラスの仲間、そして先生に心を開く事。学校を離れたこの2日間の生活は、きっと普段の学校生活よりもちょっと特別な時間をみんなで共有できて、だれもが、クラスになじみやすくなったと思う。
なんて、その様子を見ていたわけじゃないので、無責任な事はいえないが、帰り道の子供達の様子が、行きよりもずっと、ワイワイとにぎやかで楽しそうだったので、さっきの「ねらい」の①番のとっかかりになったんじゃないかと思う。

行きに手を振っていて、ショウちゃんに「やめたれ!」とたしなめられた事を思い出し、「やっぱ母親に手をふられるのは恥ずかしいかなー」と思って、窓から望遠レンズだけだし、こそこそとまるでストーカーの様に写真をとった。しかし行きにあれだけわーわーとやったのを覚えていたのか、何人もの子供達がこっちを見てニヤニヤと笑いながら歩いていった。
ここのところ、新聞、テレビ、インターネットで、「いじめ、不登校、自殺」なんて言葉がとびかっているが、それは人ごとではないって感じがする。特にこの中学生って時期は、一気に大きくなっちゃう時期で、いつまでも子供だって思っていたい親の気持ちで見ていると、予想もつかない事がおこるかもしれない。
先日の入学式で、「こんなに大きくなって、うれしい」という気持ちももちろんあったが、子供だけでなく親も、なんとなく不安を感じていると思う。入学直後、「ちゃんとクラスになじめるかな」「友達はできるかな」って事を真っ先に考えてると思う。
そんな時期のこのオリエンテーション。その成果はすぐに表面にあらわれてはこないかも知れないが、先生達も子供達の事を思って、なんとかしなきゃって一生懸命考えてくれてるって感じられて、安心し、うれしくなった。
きのう、そんなタイミングで学校から電話が・・
「役員やっていただけないでしょうか?」
「わかりました。やらせていただきます!」
・・・さらさらっと返事をしてしまった・・
先生達もがんばってる。私もがんばらねば!

二日目は自転車で移動
自転車こぐ姿、すがすがしいもんです。
注:このブログを見ると、二日間、私が仕事そっちのけで窓から外ばっかりみていたようで「ひまなやっちゃ!」と思われたかもしれませんが、決してそんなことはありませんので・・。ね、社長!
その案内のプリントを見てみると、そのねらいとして
①3年間を見越した学年、学級の基礎をつくる。
②時間とルールを守り、望ましい集団行動を身につける。
③中学生活において、自己のなすべき目標をもつ。
④学習の仕方の基本を学ぶ。
の4項目が記してあった。
8時半学校出発(徒歩)、9時半R館着
我が家はちょうどその真ん中辺にある。ひょっとしたら、すぐそばを通って行くかもしれない。ちらちらと窓の外をみていたら、ざわざわとした声が聞こえ、ジャージ姿の集団が歩いてくる。
「やめたれー、ケンがかわいそうだでー」というショウちゃんの制止も聞かず、窓から身をのりだしてぶんぶん手を振る。
Sクラブの子や、顔見知りの子達が笑顔で手を振り返してくれる。
集団の後ろの方にケン発見。一段と大きく手を振る。
照れくさそうな顔で(うっとおしそうな顔?)で仕方なしにケンが手を振り返す。

R館到着後には、先生の自己紹介、中学の生活の流れの説明、集団行動の練習、校長先生のお話、校歌の練習、大縄飛び、と沢山の予定をこなす。
学校をはなれ、新入生だけで行うこのオリエンテーション。
どういう経緯でこういう形式をとったのかはわからないが、とてもいい試みだと思った。中学に入学し、沢山の不安を抱えている一年坊主。学校に慣れるよりも、まず先に、クラスの仲間、そして先生に心を開く事。学校を離れたこの2日間の生活は、きっと普段の学校生活よりもちょっと特別な時間をみんなで共有できて、だれもが、クラスになじみやすくなったと思う。
なんて、その様子を見ていたわけじゃないので、無責任な事はいえないが、帰り道の子供達の様子が、行きよりもずっと、ワイワイとにぎやかで楽しそうだったので、さっきの「ねらい」の①番のとっかかりになったんじゃないかと思う。

行きに手を振っていて、ショウちゃんに「やめたれ!」とたしなめられた事を思い出し、「やっぱ母親に手をふられるのは恥ずかしいかなー」と思って、窓から望遠レンズだけだし、こそこそとまるでストーカーの様に写真をとった。しかし行きにあれだけわーわーとやったのを覚えていたのか、何人もの子供達がこっちを見てニヤニヤと笑いながら歩いていった。
ここのところ、新聞、テレビ、インターネットで、「いじめ、不登校、自殺」なんて言葉がとびかっているが、それは人ごとではないって感じがする。特にこの中学生って時期は、一気に大きくなっちゃう時期で、いつまでも子供だって思っていたい親の気持ちで見ていると、予想もつかない事がおこるかもしれない。
先日の入学式で、「こんなに大きくなって、うれしい」という気持ちももちろんあったが、子供だけでなく親も、なんとなく不安を感じていると思う。入学直後、「ちゃんとクラスになじめるかな」「友達はできるかな」って事を真っ先に考えてると思う。
そんな時期のこのオリエンテーション。その成果はすぐに表面にあらわれてはこないかも知れないが、先生達も子供達の事を思って、なんとかしなきゃって一生懸命考えてくれてるって感じられて、安心し、うれしくなった。
きのう、そんなタイミングで学校から電話が・・
「役員やっていただけないでしょうか?」
「わかりました。やらせていただきます!」
・・・さらさらっと返事をしてしまった・・
先生達もがんばってる。私もがんばらねば!

二日目は自転車で移動
自転車こぐ姿、すがすがしいもんです。
注:このブログを見ると、二日間、私が仕事そっちのけで窓から外ばっかりみていたようで「ひまなやっちゃ!」と思われたかもしれませんが、決してそんなことはありませんので・・。ね、社長!