1月にケンが少年野球チームSクラブを卒団して以来、しばらく野球から遠ざかっていた。今までたまっていた仕事や家の中の事、色々片付けてしまいたいと思っていたし、なんとな~く「もう卒団したんだし、あんまし出しゃばっちゃーなー」って気持ちもあった。
でも、ある日Sクラブから連絡がはいった。24日土曜日に、新生SクラブBチームの練習試合が行われるという。彼らにとってはデビュー戦である。
ちょうど仕事にもきりがついて、その日は半日あいている。
よし、久々に応援にいくか~!そんな気持ちで午前中、美容院と買い物を済ませてしまおうと出掛けた。そして、Yヤ本店から帰ろうとしたとき携帯がなった。Yちゃんだった。彼女も私と同じように卒団した子の母である。用件はやっぱり「今日の試合応援にいこう!」というお誘いだった。以心伝心っていう感じでうれしくなった。
久々にカメラとアウトドア用のイスを車に積み、なつかしいK小グランドに向かった。
1時試合開始だということだったが、実際は2時スタートだったらしく、しばらくそのまま待っていた。すると、Tさん、Aさん(彼女たちも卒団生の母)もやってきた。なんか同窓会みたいになってきた。
相手チームが到着し、いよいよ試合が始まった。
今グランドにいるBチームの子達は、私にとって「ちびちゃん達」って印象で、野球の練習を見ていても、野原を駆け回っている子犬達(ごめん!)みたいな印象だった。そんなちびちゃん達がどんな試合をするのか・・
打球が飛ぶ。内野の子がきちんと正面にまわり腰をおとしてとりファーストに投げる。
ランナーが走る。キャッチャーが牽制球を投げる。ショートがセカンドベースにはいる。その後ろにはちゃんとカバーがはいっている。
守っている時も攻めている時もいつも元気な大きな声がでている。
初めての試合なのに浮き足立つ事無く、落ち着いている感じがする。
もちろんエラーもある。それでも、そこからリズムを崩すことなく、「今度は絶対ちゃんと捕ろう」って頑張っている。
あの「ちびちゃん達」がこんなしっかりとした試合をするようになったんだ!とびっくりした。
ケン達がBでデビューした時、こんな風にできてたかちょっと心配になってきた。
試合の途中ケンはサード審判をやらせてもらっていた。ちょっと前までは試合をする側にいたケンがこんな風に審判をしているのを見ると、大きくなったなーと思う。(お茶当番のお母さんにお茶をだしてもらって恐縮していた)
ともかく、新生Bチームは優勢に試合を進め、初試合を15対2の快勝で飾った。

この子達は一つ一つ基本から本当に丁寧に教えてもらっているなーと感じた。
初勝利で、みんなうれしそうで、監督コーチ達もうれしそうで、見に来てよかったなーと思った。
久々にグランドの応援席に来たんだけど、なんか、他の母達とも昔通り(そんな昔じゃないか・・)楽しく話ができて、うれしくなってしまった。
このSクラブの子供達と一緒に戦っているケンや6年生達の姿を見る事はもう二度とないのだろう。
エラーをしてしょんぼりしてる顔、ヒットを打ってうれしくてたまらない顔、試合に勝ってみんなで喜び合う顔、負けてうつむき涙をこらえる顔、このグランドで野球をやっているケン達のそんな表情、必死に球を追いかける姿、毎週毎週イヤというほど見てきたはずなのに、もう見る事ができないと思うと、寂しくてたまらない。
「あ~、ほんとにかわいかったな~・・」と思う。「一生懸命野球してたなー」と思う。
2年間、ケン達Sクラブの写真を私はたくさん撮り続けてきた。一枚一枚写真を見ていると、まさにその時、試合をしているその時間にその場所に気持ちがワープする。「うわ~!空振りか~」「よしっ、ナイスキャッチ」「あ~、負けちゃったんだ~」心の中で声をだしている。
二度と見る事のできない、ケン達がSクラブで戦っている姿、でも、写真を見ればその中で生き生きとプレイしている子供達に会える。
ピントがあってなかったり、ぶれてたりして、「スバラシイ!」っていえる写真はほとんどないが、その時その時、二度と同じ瞬間はないであろう、その子だけの、その時にしかできない表情、そのキラキラとした一瞬を切り取った写真。
数千枚の少年野球の写真、これは私の宝物だ。
久々にわくわくと楽しい気分になった少年野球。
また近々見に行こうかなーと思っている。Sクラブのみなさん、その時はどうぞよろしく!
↓ケン達のBの時代。ケン達も一生懸命やってたね。

でも、ある日Sクラブから連絡がはいった。24日土曜日に、新生SクラブBチームの練習試合が行われるという。彼らにとってはデビュー戦である。
ちょうど仕事にもきりがついて、その日は半日あいている。
よし、久々に応援にいくか~!そんな気持ちで午前中、美容院と買い物を済ませてしまおうと出掛けた。そして、Yヤ本店から帰ろうとしたとき携帯がなった。Yちゃんだった。彼女も私と同じように卒団した子の母である。用件はやっぱり「今日の試合応援にいこう!」というお誘いだった。以心伝心っていう感じでうれしくなった。
久々にカメラとアウトドア用のイスを車に積み、なつかしいK小グランドに向かった。
1時試合開始だということだったが、実際は2時スタートだったらしく、しばらくそのまま待っていた。すると、Tさん、Aさん(彼女たちも卒団生の母)もやってきた。なんか同窓会みたいになってきた。
相手チームが到着し、いよいよ試合が始まった。
今グランドにいるBチームの子達は、私にとって「ちびちゃん達」って印象で、野球の練習を見ていても、野原を駆け回っている子犬達(ごめん!)みたいな印象だった。そんなちびちゃん達がどんな試合をするのか・・
打球が飛ぶ。内野の子がきちんと正面にまわり腰をおとしてとりファーストに投げる。
ランナーが走る。キャッチャーが牽制球を投げる。ショートがセカンドベースにはいる。その後ろにはちゃんとカバーがはいっている。
守っている時も攻めている時もいつも元気な大きな声がでている。
初めての試合なのに浮き足立つ事無く、落ち着いている感じがする。
もちろんエラーもある。それでも、そこからリズムを崩すことなく、「今度は絶対ちゃんと捕ろう」って頑張っている。
あの「ちびちゃん達」がこんなしっかりとした試合をするようになったんだ!とびっくりした。
ケン達がBでデビューした時、こんな風にできてたかちょっと心配になってきた。
試合の途中ケンはサード審判をやらせてもらっていた。ちょっと前までは試合をする側にいたケンがこんな風に審判をしているのを見ると、大きくなったなーと思う。(お茶当番のお母さんにお茶をだしてもらって恐縮していた)
ともかく、新生Bチームは優勢に試合を進め、初試合を15対2の快勝で飾った。

この子達は一つ一つ基本から本当に丁寧に教えてもらっているなーと感じた。
初勝利で、みんなうれしそうで、監督コーチ達もうれしそうで、見に来てよかったなーと思った。
久々にグランドの応援席に来たんだけど、なんか、他の母達とも昔通り(そんな昔じゃないか・・)楽しく話ができて、うれしくなってしまった。
このSクラブの子供達と一緒に戦っているケンや6年生達の姿を見る事はもう二度とないのだろう。
エラーをしてしょんぼりしてる顔、ヒットを打ってうれしくてたまらない顔、試合に勝ってみんなで喜び合う顔、負けてうつむき涙をこらえる顔、このグランドで野球をやっているケン達のそんな表情、必死に球を追いかける姿、毎週毎週イヤというほど見てきたはずなのに、もう見る事ができないと思うと、寂しくてたまらない。
「あ~、ほんとにかわいかったな~・・」と思う。「一生懸命野球してたなー」と思う。
2年間、ケン達Sクラブの写真を私はたくさん撮り続けてきた。一枚一枚写真を見ていると、まさにその時、試合をしているその時間にその場所に気持ちがワープする。「うわ~!空振りか~」「よしっ、ナイスキャッチ」「あ~、負けちゃったんだ~」心の中で声をだしている。
二度と見る事のできない、ケン達がSクラブで戦っている姿、でも、写真を見ればその中で生き生きとプレイしている子供達に会える。
ピントがあってなかったり、ぶれてたりして、「スバラシイ!」っていえる写真はほとんどないが、その時その時、二度と同じ瞬間はないであろう、その子だけの、その時にしかできない表情、そのキラキラとした一瞬を切り取った写真。
数千枚の少年野球の写真、これは私の宝物だ。
久々にわくわくと楽しい気分になった少年野球。
また近々見に行こうかなーと思っている。Sクラブのみなさん、その時はどうぞよろしく!
↓ケン達のBの時代。ケン達も一生懸命やってたね。
