2月3日の節分の日、晩ご飯は「手巻き寿司」にした。
ここ数年我が家でも毎年節分には「恵方巻」を食べるっていう習慣が定着しつつあるので、今年は自分で太巻きを作って食べればいいじゃんって事になったのだ。
本来「恵方巻き」と言うのは「七福神」にちなんで、7種類の具をいれて「福を巻き込む」って意味もあるらしいんだけど、我が家はそれぞれ好きずきの具をいれて巻いている。ケンはすし飯の上にウインナーをのせ、ケチャップをどばどばかけているので、まるで、ホットドッグの様になっている。
それぞれ自分で巻いた太巻きを手に持って構え、今年の恵方、北北西を見る。
そして絶対に声を出さないように、黙々と食べる。
しかし、こんな絶好のチャンスにショウちゃんが普通に食べさせてくれるはずはない!
変な顔をしたり、変な歌をうたったり・・次から次へとしかけてくる。
普段なら大して面白くもない事でも、「声をだしちゃダメ」とかの制限があると、やけに笑えてくるもので、「ブファ~ッッ!!」ってアヤが吹き出したのを皮切りに次々と脱落者が出る。
「今の無し、もう一回やり直す!」と、まさに大学受験まっただ中のアヤは、真剣にやり直していた。

そしてそのあとケンが豆まきをはじめる。
「おにわ~そと!ふくわ~うち!」と叫びながら全部屋をまわっている。
玄関から外に向かって巻く時はどば~っと巻いても良いけど、家の中でそれをやられるとあとが大変だ。
毎年この日が来ると思うのだが、豆まきが終わったあとささっと片付ける事ができるような、良い方法がないだろうか?
  から付き落花生をまく。
  小袋に少しだけ入ってるやつをポイントポイントにまく(置く?)。
  お盆をおいておいて、そこにパラパラとまく。
などという意見も聞いた事はあるが、どれもイマイチ迫力不足で、鬼は絶対逃げていかない気がする。
やっぱ、景気よくどば~っっじゃないとな~。
やっぱり今年もあとから掃除するしかないか。

その他、歳の数だけ豆を食べるってこともやる。
私やショウちゃんはまあまあの数(?)食べられるので、結構いい酒のつまみになる。豆好きのリエは「私は54歳」とか適当な事言って、沢山食べようとしている。ケンは12個しか食べられないので、ぶつぶつ言っている。

来年の節分は、ケンも中学生。
もう、豆まきはやってくれないかな~・・。