いよいよ卒業式がはじまりました。写真撮る気満々の私はみんなに迷惑をかけてはいけないと一番後ろの席につき、リエ達卒業生をまつ。



そしていよいよ卒業生入場。リエも担任の先生に続いてはいってきた。写真を何枚か撮ってて気がついたのだが、リエってめちゃめち顔が小さい。しかし小さい顔なりにめいっぱい緊張した面持ちだ。いや「まだ泣いちゃダメ」と思ってる顔なのかもしれない。
全員整列し、まずは伝統の校旗入場。これはいつ見てもなんだかすごい。オモチャの兵隊さんのように、ヒザ、ヒジ曲げずに、一歩ずつゆっくりゆっくり歩くのだが、なんだかやっぱ伝統のオーラがあるのか、式場は水をうったように静まりかえる。

そのあといよいよ卒業証書授与。担任の先生に名前を呼ばれ、リエが壇上にあがる。校長先生から卒業証書を手渡してもらう。
やはりこのシーンは、ジーンとくる。小さかった頃のリエを思い出し、「あ~~大きくなったなー」とどっぷり母親モードにはまって見ていた。


粛々と式は進み、感動的な答辞でちょっと涙を流し、「あおげばとうとし」に変わる別の歌の合唱で式は終わりに近づく。
退場するときリエの顔をみたらやぱり泣いていた。周りの友達にも号泣してる子もいて、こんな風に泣ける卒業式でよかったと思った。

式が終わって卒業生は教室にもどって担任の先生、クラスメイトとお別れの時間をすごす。その間に、在校生が校門までの通路の両脇にならんで卒業生を送る準備をする。そして卒業生がやってきた。


部活の後輩達は花束やらプレゼントやらを先輩に渡し、お別れをする。親たちは写真をとりまくる。
卒業生達も校門のところで、友達同士、先生と一緒にと、写真をとりまくる。
そうしている内に、「モテ男」の学生服のボタンはどんどん無くなっていく。

リエも友達や先生と一緒に写真撮りまくってうれしそうだった。
その後リエは友達とどこかでランチを一緒に食べ、その足で塾へ。

ほんとうに頑張らなきゃいけないのはこれから。
卒業の感傷にひたるのもいい事だけど、切り替えが肝心。
校長先生が祝辞でおっしゃったように「夢をもっていれば、どんな苦難ものりこえられる」
自分の夢を実現するために、リエ、もうひとがんばりだー!!