リエの受験

昨日から私立高校の入試がスタートした。
２日目の今日は、リエがうける高校の入試、リエ人生初の入試である。

昨夜の晩ご飯の時、リエがなんだか元気がない。食欲もない。「なんか頭がいたい」という。「風邪？それともインフルエンザ？？」塾には行くというので、とりあえず送っていく。車のなかでもいつものリエではない。だまりこくっている。
家で帰りを待つ。（帰りはバスで送ってもらえる）
「ただいまー」と帰ってきたリエは、少し元気になっていた。「まだちょっと頭痛いけど、友達としゃべっとったら気分がよくなった」と言っている。とにかくよかった。
アヤが「リエ、ウルフルズのライブ、ビデオとってあるで見る？」と声をかけアヤリエ私の３人でひと盛り上がり。リエは完全に元気をとりもどしていた。（受験経験者であるアヤの気遣いかな？）
その後リエと一緒にお風呂にはいり「もう、今日はすぐに寝ないかんよ」と声をかける。
そういえば入試前日なのに、私は一言も「勉強しんでいいの？」と声をかけていない。

そして今日。
地元の高校の入試なので、朝は比較的ゆっくり。
しかし私はそうはいってられない。いつものアヤに加えてリエのお弁当も作らなくてはならない。
海苔メッセージは昨日から、リエの好きなウルフルズの歌のタイトル「ガッツだぜ！」に決めてあった。一応縁起を担いで「カツ」をいれる（もちろん冷凍食品）。そして赤ウインナーでたくさんのタコウインナーをつくって「リエ応援団」に指名。「たのむよ～～」とお弁当箱につめる。作ってる途中でぽろっと落としてしまったタコウインナーは、なんとなく縁起が悪いので、申し訳ないが応援団からははずれてもらった。
支度をしていたリエが「お母さん、腕時計どこにある？」という。「あ、そうだった！」あわてて探すが、携帯が普及した今、腕時計なんか全然使っていない。何個かあるが止まってしまっている。入試用となれば、デジタル表示でなく、ちゃんと針がついた文字盤の見やすいものがいいだろう。
「そうだ、あれがあった」と前に九州旅行した時にセントレアで買ったバッグにつけるタイプの物をだす。「これでいい？」と申し訳なさそうに渡すと「いいんじゃない～？会場には多分時計あるから、一応持ってきてってだけだから」とリエ。
こういうリエの落ち着きにはたびたび救われる。初めての入試の朝、もうちょっとカリカリ、ぴりぴりしそうなもんだけど・・。
今日の入試もなんとか落ち着いて出来そうだなー。（変なところで安心する）

友達が早めに迎えにきてくれた。少し早く行って、Ｔ神社によって合格祈願のお参りをしてから試験会場にむかうそうだ。

今日は本命の試験ではないが、なんとかさい先のいいスタートを切って欲しい。明日の試験、そして本命の公立の試験へといい感じにつながっていってくれるといいなー。

そろそろ試験はじまるのかなー。

りえ、「ガッツだぜ！」