10月9日、ケンがならっている拳法の年に一回の大きな大会がおこなわれた。

くじ運が悪いのか、相手は前大会5位の強者。スピードも技のきれもあきらかに違う。しかし、同じ5年生。体格的にも負けてはいなかった。
(↓白がケン)






相手のパンチがケンのあごにはいり、相手が「注意」をとられる場面もあった。痛かっただろうが、そんなそぶりは見せず、ケンはかなり食い下がっていた。
しかし結果は、あいてに「技あり」をとられ、敗退した。
試合のコートから出てヘッドギアをとって、ずっとうつむいていた。


野球といい、拳法といい、最近こんなふうに、くやしい思いで涙を流す場面がちょこちょこある。なにもせずにいたら、こんな風に感じる事はないのだろう。ゲームで負けたってくやしくはないもんね。
私的には、普段案外ひょうひょうとしているイメージがあるケンが、男っぽく悔しがる様はそれはそれでいいな~とか思って居るわけだが、ケン自信はどんな風に感じどんな風に気持ちにけりをつけているのか・・文化系の私には実は全然わかってないのかもしれない。
「負けた悔しさを知っているから、勝ったよろこびも感じる事ができるんだ」なんて言葉では、納得出来ないものなのかもしれないなー。

とにかく、試合あとのお楽しみ抽選会でもなにも当たらず、ケンのもつ「ラッキー」を野球の方にとっておいた(?)ケンでした。
来年こそ!